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八万大蔵経祭典が閉幕

2013 Tripitaka Koreana Festival Organizing Committee
2013-11-15 17:02 1100

【ソウル2013年11月15日PRN=共同JBN】韓国で唯一の仏教文化遺産である8万枚の板版に彫られた八万大蔵経(Tripitaka Koreana)の大祭典が11日、閉幕した。組織委員会によると、来訪者は200万人を超えた。2013年八万大蔵経大祭典は、13世紀に成立した板版が保存されている南部の海印寺の近くで、仏教経典への一般の人々の関心を広げる目的で45日間開かれた。会場となった陜川はソウルから354キロ南にある。組織委によると、期間中の来訪者は205万人で、当初目標の160万人を大幅に上回った。

(Photo: http://www.prnasia.com/sa/2013/11/12/20131112110207689874.html

八万大蔵経は8万枚の版木に彫られた仏教経典のコレクションで、総計5200万文字が彫られている。

教典はこれまで発見された仏教経典の最大の集大成とみなされており、保存されている海印寺はユネスコの世界遺産に登録されている。

祭典のディレクター、キム・イス氏は閉幕式のスピーチで、「低予算、組織委立ち上げの遅れなど悪条件が重なったにもかかわらず、関係当局者やボランティアの皆さんが成功のために協力してくれたおかげで、1つの事故もなく祭典は成功した」と述べた。

スピーチは祭典組織委の議長で慶尚南道のホン・ジョンピョ知事の名前でキム・イス氏が代読した。

祭典のため海印寺は大蔵経の版木8枚を一般に公開、伽耶山の岩場に彫られた高さ7.5メートルの摩崖仏も初めて公開された。

摩崖仏は新羅時代(前57年-935年)の9世紀に製作されたと推定され、国内では保存状態が最もよいとされている。これまで僧侶たちの特別な祈りの場として、通常は一般の目には触れさせない秘仏だった。

海印寺の最高位の僧侶であるベン・ソンヘ師は「八万大蔵経の価値を世界に広めるために今後とも努力していきたい」と語った。

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ソース:2013 Tripitaka Koreana Festival Organizing Committee

ソース: 2013 Tripitaka Koreana Festival Organizing Committee