【ランカスター(米カリフォルニア州)2022年9月8日PR Newswire=共同通信JBN】
*レックス・パリス(R. Rex Parris)市長が率いるランカスター市代表団が、日本各地の政府、クリーンエネルギー事業の指導者らと会談
ランカスター市は、水素を含むクリーンエネルギーソリューションへの移行を加速するためのより緊密な関係構築を目標にしたWorld Smart Energy Week(ワールドスマートエネルギーWeek)で日本の東京に集結した世界中の政府と産業界の指導者らと交歓した。ランカスター市代表団の訪問は、同市が米国初の水素都市になる主導的な役割についてのパリス市長の基調講演で締めくくられた。
パリス市長は「われわれは自治体レベルから水素などのクリーンエネルギーソリューションを展開するための前向きなアプローチを共有しており、ランカスター市はワールドスマートエネルギーWeekの主催者に多大な感謝の意を表したい。今回の訪問は、当市のスマート姉妹都市である浪江町の当局者や長州産業のような既存の企業パートナーと会い、さらに新しい関係を築くための不可欠な機会である。今回の訪問により、ランカスター市は日本のビジネス界とのより緊密な関係を深め、ネットゼロ目標を達成するための世界的な取り組みの教訓、知恵を共有することが可能となる」と述べた。
ワールドスマートエネルギーWeekのプレゼンテーションに先立ち、レックス・パリス市長はロサンゼルス市のエリック・ガルセッティ(Eric Garcetti)市長とグリーンエネルギーソリューションについて話し合うDiscover LA Eventに参加した。両市長はロサンゼルス地域にグリーン水素企業、技術、投資を誘致するという共通の目標を掲げている。
ワールドスマートエネルギーWeekのイベントに続き、ランカスター市代表団は、次のように日本の政府、企業の指導者らと引き続き会合する予定:
*ランカスター市のスマート姉妹都市パートナーである日本の浪江町ツアー
*東京電力(TEPCO)第一原子力発電所見学
*日本の政府機関当局者らとの会談
*山口県知事とともに長州産業の諸施設ツアー
パリス氏は5期目の共和党所属市長で、最先端のグリーン企業やグリーン技術に20億ドル以上の投資を呼び込むことにより、ランカスターを過去10年で再生可能エネルギーのリーダーに変革した。投資家には、電気バスを製造するBYD、太陽光エネルギーから水素を生成するHeliogen、古紙を水素ガスに変えるSGH2、有機廃棄物を再生可能な天然ガスと水素に変換するHitachi Zosen Inova (HZI)が含まれている。同市はまた、独自の公益事業会社Lancaster Choice Energyを立ち上げ、住民がより低価格で地元の再生可能エネルギーを選択できるようにした。
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