【仏山(中国)2020年8月28日PR Newswire=共同通信JBN】Country Garden(碧桂園、02007.HK)は8月25日、2020年6月30日までの6か月間の中間結果を発表した。
継続的な毎月の売上増により堅調な業績
2020年の上半期(1H)、Country Gardenは、約2669億5000万人民元(約386億8000万米ドル)(注1)の株主帰属成約売上高を達成、これは売上高延べ床面積(GFA)3185万平方メートルに相当する。不動産調査コンサルタント会社CRICが公表した上半期の売上高ランキングによると、Country Gardenは、成約売上高3723億1000万人民元(約539億5000万米ドル)で、中国の大手不動産デベロッパーの中で引き続き首位を維持した。
同社の株主帰属成約売上高は、3月以来5か月連続で前年同月を上回った。7月の数字は542億8000万人民元(78億7000万米ドル)で、前年同月比27.52%増となった。
報告期間中に、Country Gardenは、総収益1849億6000万人民元(268億米ドル)、粗利益約448億9000万人民元(約65億米ドル)、純利益約219億3000万人民元(約31億8000万米ドル)、株主帰属のコア純利益約146億1000万人民元(約21億2000万米ドル)を記録し、同業界の主要なプレーヤーの中で際立っている。
▽十分な手元資金と運転資本
Country Gardenは引き続き、現金回収目標の評価を強化し、現金回収管理の手続きの一層の標準化を進めている。2020年上半期の成約売上高からの現金回収額は約2509億3000万人民元(約363億6000万米ドル)で、現金回収率は94%に達した。この回収率は5年連続で90%を上回っている。
同社は十分な手元資金(現金準備)と運転資本を有している。2020年6月30日現在、利用可能な現金は合計で2055億2000万人民元(297億8000万米ドル)、他方銀行からの未使用の信用枠は3288億1000万人民元(476億4000万米ドル)に達している。
▽安定した業績見通しを踏まえた債務総額の継続的な縮減
債務総額と資金調達コストは引き続き減少した。2020年6月30日現在、同社の利子を含む債務総額は、2019年末に比べ7.5%減の3420億4000万人民元(495億6000万米ドル)に減少した。加重平均借入コストは、2019年末に比べ49ベーシックポイント減の5.85%に縮小した。これは同社の信用状態と支払い能力に対する投資家の信頼を反映している。
報告期間中、Country Gardenは引き続き効率性を強化し、コスト削減を継続した。同社のマーケティングと管理の費用は前年同期比27.9%減少した。
取締役会は1株当たり0.2055人民元の中間配当を宣言した。中間配当総額はコア純利益の31%を占めている。同社は株主に報いるために長年にわたり魅力的な配当を実施してきた。
(注1)米ドル換算は、1米ドル=6.9013人民元を基準としている。
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