中国の不動産デベロッパー、Country Gardenが3年連続でFortune Global 500リスト入り

【仏山（中国）2019年7月24日PR Newswire＝共同通信JBN】

＊Country Gardenが2019年のリストで177位に上昇

2019年のFortune Global 500（フォーチュン・グローバル500社）リストが22日夜、正式に発表され、ウォルマート、Sinopec、Shell Oil Companyが上位3位を占めた。Fortune Global 500社の総営業利益は前年比8.9パーセント増の32兆7000億米ドルを記録し、利益は過去最高の2兆1500億米ドルと14.5パーセント増加した。純利益率は6.6パーセントに上昇し、総資本利益率（ROA）は12.1パーセントに伸びた。

Fortune Global 500は、営業利益に基づくグローバル企業のランキングとして定評のある権威である。ランキングは世界最大の企業の最新の発展トレンドを明示する。

中国企業が同リストの大きな部分を占め、129社がリスト入りし米国企業（121社がリスト入り）を上回った。Sinopec、PetroChina、State Grid Corporation of Chinaが中国企業の上位3位を占め、世界経済の低迷にもかかわらず、中国を拠点とする企業の傑出した業績に支えられ、中国が安定成長を維持したことを示した。

昨年下半期の中国不動産市場全般の停滞と市場にブレーキをかける一連の政策にもかかわらず、中国の不動産デベロッパーは極めて良好な決算を達成した。前年と変わらず5つの中国不動産企業がリスト入りし、うち2社は初めて上位200社に入った。Country Garden（碧桂園）（02007. HK）は573億870万米ドルの収益を上げ、前年同期比70.7パーセント増となった。同社は2019年のリストでは177位と昨年から176位上昇し、リストに載っている単一企業としては最大の上昇となった。今年、Country Gardenは2017年の初登場以来3年連続のリスト入りを果たし、これは同社の強さと規模が急速に向上したことの証である。

Country Gardenは2018年の収益、利益ともに堅調な伸びを維持した。2018年の財務諸表によると、同社の成約額は前年比31.25パーセント増の5018億8000万元、収益は67.1パーセント増の3790億8000万元だった。純利益は68.8%増の485億4000万元、株主に帰属する利益は32.8パーセント増の346億2000万元となった。

2018年12月31日に終了した年度の決算

この中国の大手不動産デベロッパーは2019年上半期に売上高2819億5000万元を記録し、強い成長の勢いを維持した。2019年初めに、不動産、現代農業、ロボティクスをコア3事業に特定し、同社は変化する市場の要求と開発トレンドに応える、より良い世界に向けたライフスタイル・ソリューションのハイテク総合プロバイダーになるために新たなプランを発表した。

Country GardenはFTSE China 50 Index、Hang Seng China 25 IndexおよびMSCI Global Standard Indicesの構成銘柄の1つになった。同社はHang Seng Composite Index、Hang Seng Mainland 100、Hang Seng China Enterprises Indexにも含まれ、企業規模、強い収益性および有望な成長可能性について同社の成長が機関投資家に認められていることを明確に示している。Country Gardensはフィッチ（Fitch）から「BBB-」、スタンダードアンドプアーズ（S&P）から「BB+」、ムーディーズ（Moody's）から「Ba1」（ステーブル（安定的）な見通し）の格付けを受け、これら全ては3つの国際的権威のある信用格付け機関が同社の将来に信頼を置いている強力な証拠である。

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ソース：Country Garden Holdings