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オスラムが好調な会計年度でさらなる成長の基礎を築く

Osram
2017-11-08 22:35 1592

【上海2017年11月8日PR Newswire=共同通信JBN】

*2017会計年度の収益は40億ユーロを超え、8%以上の増益

*営業利益は4300万ユーロ上昇して6億9500万ユーロ、マージンは16.8%に

*役員会は10%増となる1株当たり1.10ユーロの配当を提案

*オスラム役員会は2018会計年度も成長が継続すると見込み、さらなる設備投資を計画

*コンチネンタルとの合弁事業計画は準備段階

OSRAM Licht AGのオラフ・ベルリエン最高経営責任者(CEO)は「当社は好業績に支えられて2017年を再びピークの年にした。また、ハイテク企業への道を順調に歩んでいる。オスラムはイノベーションに関する専門知識のおかげで素晴らしい立場にあり、魅力ある将来のマーケットに照準を合わせている。当社の業績は順調に推移しており、それは2018年の見通しにも反映されている。1株当たり1.10ユーロの配当金の提案は事業の有効性と財務の健全性を明確に示している」と述べた。

オスラムは前年度で同社のハイテク製品、特にオプトセミコンダクターズへの持続的な強いニーズから利益を得た。比較すると(ポートフォリオと為替変動は調整済)、収益は前年比で8%超増の40億ユーロ以上に達した。営業利益は16.8%で、特別損益項目調整済みのEBITDAは6%以上の上昇で6億9500万ユーロに。税引き後利益は2億7500万ユーロだった。1株当たり1.10ユーロの配当は監査役会に提案される予定で、これは10%の増加である。2年前に開始した、革新と成長に向けた「ダイヤモンド」イニシアチブが好調な発展をもたらしており、われわれの戦略は順調に進んでいる。オスラムは不利な為替変動や投資にも関わらず、2018年も成長を続けるだろう。

オスラムは2017会計年度の好調な第3四半期(9月30日に終了)で、設備投資計画を進めながら収益と利益の両方で前年に比べて大きな増加を示した。オスラムのハイテク企業への移行は2018会計年度においても力強く展開される。オプトセミコンダクターズ・ベースの製品は既に収益の3分の2を占めている。オスラムは採算性がある持続的成長の基礎を構築するために、その世界中の場所と技術に投資している。このための支出と為替変動からの逆風が本会計年度の主要ファクターになるだろう。

▽2018会計年度の見通し

オスラムは2018会計年度においても将来に向けた基礎の構築を続ける。収益は5.5%から7.5%の間に増加すると見込んでいる。特別損益項目調整済みのEBITDAは約7億ユーロの見込みで、為替変動、Kulimへのコスト増、研究開発への資本支出増加といった要因の影響を受け、合計では億単位のユーロの金額になる。為替変動だけでも約7000万ユーロのマイナス影響がある。希薄化後の1株当たり利益は2.40ユーロから2.60ユーロの間と予測されている。フリーキャッシュフローは5000万ユーロから1億5000万ユーロのマイナスと見込んでいる。オスラムの中期的な展望について役員会は自信を持っており、2018年には再び1株当たりで少なくとも1.10ユーロの配当を目指す。

▽セグメント・トレンド

オスラムのオプトセミコンダクターズ(OS)セグメントの成長トレンドと事業の強さは衰えることなく継続する。Kulimプラント関係の立ち上げコストは為替変動もあり、2018会計年度の営業利益に影響すると思われる。特殊照明(Specialty Lighting、SP)は自動車セクターでのLED使用が増えていることから拡大を続けている。最近ではアジア地域が最大の成長率を示している。照明ソリューション&システム(Lighting Solutions & Systems、LSS)の成績は低調である。役員会は対策を講じており、新しい経営チームが照明ビジネス(LS)に関するすべての選択肢を検討する。本会計年度中に戦略的な決定が下される予定である。

▽コンチネンタルとの合弁事業計画は準備段階

オスラムとコンチネンタルは重要な財務的パラメーターを設定し、自動車の分野におけるアライアンス計画に大きな一歩を踏み出した。Osram Continental Gmbという社名であるこの50:50の合弁事業は、収益の初期目標を億ユーロ単位の中間に設定している。この合弁事業は2018会計年度に開始された後に独立企業として運営され、オスラムの財務諸表に完全に統合される。現時点で残っているのは最終契約書への調印、そして所要の独占禁止に関する認可が発行されることだ。

この合弁事業は革新的な照明技術をエレクトロニクスとソフトウエアに結び付け、自動車産業とセットメーカー向けの知的照明ソリューションを開発、製造、販売する予定である。

今日、自動車市場では照明とエレクトロニクスの統合が一層進んでいる。例えばセンサーが対向する交通をスキャンし、ヘッドライトの光を部分的に低減することで、フルビーム使用のドライバーによって反対側の道路ユーザーの目がくらまないようにする。オスラムの赤外線センサーライトは多数のドライバー補助システムでも使用されている。

オスラムはOSRAM Licht AGの役員会が出席する年次記者会見を11月7日(火)の中央欧州時間午前9時から行う。この模様はwww.osram-group.de/de-DE/media/download-center/media-kits/mk-2017 でオンライン放送される。録画もおって視聴可能。

7日の中央欧州時間午後3時からのアナリスト向け役員会会見はhttp://services.choruscall.eu/links/osram171107ir.html を参照のこと。

OSRAM Licht AGの年次報告書が同社ウェブサイトの投資家関連コーナーwww.osram-group.com/en/investors/publications/2017で閲覧できる。

Selected key figures for the OSRAM Light Group (continuing operations) in the fourth quarter.


Q4
2017

Q4
2016

Change
nominal


Revenue

1,029

909

13.2%



EBITDA

118

125

(5.5%)



...margin

11.4

13.7

(230bps)



Adjusted EBITDA1

160

131

21.8%



...margin

15.5

14.4

110bps



Profit after tax

40

44

(10%)



Free Cash Flow

(28)

30

n.a.



'000 Employees

26.4

24.6

7%



(数値は暫定的で未監査。項目は100万ユーロ単位、マージンは%で表記。従業員は9月30日時点。マイナスの数値はカッコ囲み)

(1.特別損益項目(S.I.)の調整は、例としては組織変革コスト、相当数の法務および規制案件、M&A活動関連のコストを含む)

Segments Q4


Q4
2017

Q4 
2016

change
nominal

Opto Semiconductors2





...Revenue

429

372

15.3%


...EBITDA

121

94

28.3%


...adjusted EBITDA

121

94

28.3%


Specialty Lighting2





...Revenue

551

495

11.4%


...EBITDA

65

55

18.6%


...adjusted EBITDA

71

58

23.5%


Lighting Solutions & Systems





...Revenue

242

258

(5.9%)


...EBITDA

(37)

4

n.a.


...adjusted EBITDA

(7)

6

n.a.


(数値は暫定的で未監査。項目は100万ユーロ単位、マージンは%で表記。従業員は9月30日時点。マイナスの数値はカッコ囲み)

(2. 2017年会計年度から、OSセグメントで報告されていた自動車分野の外部収益はSPに記載されている。それに代わってOSではセグメント間収益(企業合併により抹消)が記載されている。前年の数値もそれに応じて調整された)

Selected key figures for the OSRAM Light Group (continuing operations) in FY 2017


FY
 2017

FY
 2016

Change
 nominal

Revenue

4,128

3.785

9.1%

EBITDA

621

621

0%

...Margin

15.1

16.4

(140bps)

adjusted EBITDA 

695

652

6,6%

...Margin

16.8

17.2

(40bps)

Profit after tax

275

532

(48.3%)

Free Cash Flow

99

24

316%

'000 Employees

26.4

24.6

7%

(数値は暫定的で未監査。項目は100万ユーロ単位、マージンは%で表記。従業員は9月30日時点。マイナスの数値はカッコ囲み)

Segments FY 2017


FY
2017

FY
2016

Change
 nominal

Opto Semiconductors2




Revenue

1,685

1,417

18.9%

...EBITDA

473

408

15.9%

...adjusted EBITDA

473

408

15.9%

Specialty Lighting2




Revenue

2,312

2,135

8.3%

...EBITDA

317

292

8.6%

...adjusted EBITDA

339

305

11.3%

Lighting Solutions & Systems




Revenue

989

1.005

(1.5%)

...EBITDA

(72)

6

n.a.

...adjusted EBITDA

(21)

16

n.a.

(数値は暫定的で未監査。項目は100万ユーロ単位、マージンは%で表記。従業員は9月30日時点。マイナスの数値はカッコ囲み)

(2. 2017年会計年度から、OSセグメントで報告されていた自動車分野の外部収益はSPに記載されている。それに代わってOSではセグメント間収益(企業合併により抹消)が記載されている。前年の数値もそれに応じて調整された)

▽オスラムについて
ミュンヘンに本社を置くオスラムは、約110年の歴史を誇り世界をリードする照明メーカーの1つである。同社製品は半導体技術に基づき、バーチャルリアリティー、自動運転、スマートフォンからビルや都市のスマートおよびコネクテッド照明ソリューションまで、あらゆる種類のアプリケーションで使用されている。オスラムは個人とコミュニティーの生活向上のために照明の限りない可能性を利用する。オスラムのイノベーションは世界中の人々がより良く見るためだけではなく、より良い意思疎通、旅行、仕事、生活を可能にする。オスラムは2017会計年度末(9月30日)の時点で、世界で約2万6400人を擁し、同年度で41億ユーロの収益を上げた。同社はフランクフルトおよびミュンヘンの証券取引所に上場している(ISIN: DE000LED4000; WKN: LED400; trading symbol: OSR)。詳しい情報はウェブサイト(www.osram.com )を参照。

ソース:Osram

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