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成都ハイテク区のICLが九寨溝のM7.0地震で早期警戒警報に成功

Chengdu High-tech Industrial Development Zone
2017-08-24 17:22 1714

【成都(中国)2017年8月24日PR Newswire=共同通信JBN】今月初め、中国西部四川省のユネスコ世界自然遺産でジャイアントパンダの故郷でもある九寨溝をマグニチュード7.0の地震が襲った。この地震発生に先だって成都市のChengdu Hi-tech Zone1Institute of Care-life(ICL)は地震早期警戒警報を出しており、注目を集め中国内のソーシャルメディアで盛んに取り上げられた。

この地震早期警戒システムは、Chengdu Hi-tech Zone Institute of Care-lifeが開発したもので2011年来稼働している。それ以来中国はメキシコ、日本に続く3番目の地震早期警戒技術の利用国になっている。今回、ICLは九寨溝でマグニチュード7.0の地震が発生した際、近隣住民に発生に先立って避難を呼びかける警報を出した。

ICLの警報の精度は信頼性と反応時間を含め、世界のトップクラスになっている。同システムの平均反応時間は6.2秒で日本の同9秒より短く、警戒死角地域の最小半径は21キロメートルと日本の30キロメートルより小さい。Chengdu Hi-tech Zone Institute of Care-lifeは、現在既に中国の地震多発地域の90%をカバーする世界最大の地震早期警戒ネットワークを構築済みである。

Chengdu Hi-tech Zone Institute of Care-lifeは成都ハイテク区内にあり、同区は中国西部で最初の国家的独立イノベーション実証地区である。成都ハイテク区は「中国西部のシリコンバレー」として有名であり、インテル、TI、GLOBALFOUNDIESといったフォーチュン500社企業の115社が進出しており、5人のノーベル賞受賞者を含むハイテク専門家がイノベーションとビジネス立ち上げのため参加している。さらに1万5000社の新興科学・技術企業が参集しており、その数は引き続き急速に増加している。

ソース:Chengdu High-tech Industrial Development Zone

ソース: Chengdu High-tech Industrial Development Zone