【アナポリス(米メリーランド州)2022年11月15日PR Newswire=共同通信JBN】贈収賄防止、コンプライアンス、グッドガバナンスを専門とする非営利国際ビジネス団体TRACE
(TRACE )はこのほど、194の法域のビジネス贈収賄リスクを測る2022 Bribery Risk Matrix(Bribery Risk Matrix )を発表した。 今年のデータによると、北朝鮮、トルクメニスタン、赤道ギニア、シリア、ベネズエラのビジネス贈収賄リスクが最も高い一方、ノルウェー、ニュージーランド、スウェーデン、スイス、デンマークは最も低かった。
▽その他の注目すべき調査結果:
TRACE Matrixは、世界中の贈収賄リスクに関するより信頼性の高い情報を求めるビジネスコミュニティーのニーズに応えるため、2014年に初めて発行され、特定の法域で事業を行う際に賄賂の要求に直面する可能性に対処している。
TRACEのAlexandra Wrage社長は「汚職に対する許容度が狭まっているという励みになる兆候はみられるものの、問題は依然として深刻で、拡大している。この環境下ではビジネスコミュニティーが秩序とグッドガバナンスをむしばむ恐れのある違法な経済的奨励措置を抑制する取り組みを強化することが極めて重要である。今年版のBribery Risk Matrixにより、TRACEは引き続き企業に対し、事業を展開する市場での贈収賄リスクを査定し、管理するのに必要な情報を提供していく」と語った。
TRACE Matrixは、商業的贈収賄の横行を可能にする以下のような条件について、企業が検討する手助けとなる:(1)政府の民間部門との相互作用の性質と範囲;(2)贈収賄に対する社会の態度と贈収賄防止法規を執行する政府の能力;(3)政府の透明性;(4)腐敗汚職を監視し、暴露する市民社会の能力
TRACE Matrix はTRACEinternational.org/trace-matrix (TRACEinternational.org/trace-matrix )で公表されている。
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