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TRACEが2019年版Bribery Risk Matrixをリリース、Bribery Risk Typologyを発表

TRACE
2019-11-12 23:17 1387

【アナポリス(米メリーランド州)2019年11月13日PR Newswire=共同通信JBN】贈収賄(ブライバリー)防止基準の設定で世界をリードする組織であるTRACE(TRACE )は、200の法域でビジネス贈収賄リスクを測定する2019年版TRACE Bribery Risk Matrix (TRACE Bribery Risk Matrix )をリリースした。TRACEはまた、新しいBribery Risk Typologyとインタラクティブマップを発表した。これは、国家の脆弱性や経済の複雑さなどの要因に基づいてMatrixスコアを解釈するための比較コンテキストを提供する。両ツールともTRACE Matrix data browser(data browser )で利用することができる。

今年のTRACE Matrixデータによると、ソマリア、南スーダン、北朝鮮、イエメン、ベネズエラは、贈収賄要求のリスクが最も高いことが示された。ニュージーランド、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、フィンランドが贈収賄リスクが最も低いことが示された。

TRACEのアレクサンドラ・レージ社長は「TRACE Matrixは、企業がより目標を絞ったコンプライアンス手順を開発するのに利用できるビジネス贈収賄リスクに関する多次元的で実用的な知見を提供する」と述べた。

TRACE Matrixは、世界中の商業的贈収賄リスクに関するより信頼できる情報を求めるビジネス界のニーズに対応するため2014年に初めて発行されたもので、特定の法域において企業が贈収賄を要求されたり、贈収賄スキームに直面したりするリスクに対処する。

無料で公開されているTRACE Matrixは、商業的贈収賄の横行を可能にする以下のような条件について企業が検討するのに役立つ。すなわち(1)政府と民間部門の相互作用の性質と範囲(2)贈収賄に対する社会の態度とその禁止を実行する政府の能力(3)政府の透明性の程度(4)腐敗を監視し暴く市民社会の能力-である。

今年新たに発表されるBribery Risk Typologyは、国家の脆弱性、資源による富、執行力、経済の規模と複雑さなど国家レベルの贈収賄リスク環境に重大な影響を及ぼすと特定された要因に基づいて法域をグループ分けしている。

レージ社長は「新しいBribery Risk Typologyは、TRACE Matrixスコアの解釈に役立つ実用的なコンテキストを提供する。例えば、独裁体制を有する脆弱な国家の場合は、安定した経済的に複雑な民主国家とは異なる一連の懸念を提示される可能性がある。Bribery Risk Typologyにより、ユーザーは単純なグローバルランキングに比べより有意義な結論を引き出すことができる」と語った。

TRACE Matrixは、traceinternational.org/trace-matrixで公開されている。

Matrix Data Browserは、matrixbrowser.traceinternational.orgで見つかる。

TRACE Matrixに関する90秒ビデオは、次を参照。

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▽TRACEについて
TRACEは、世界的に認められている贈収賄防止ビジネス機関であり、費用共有のサードパーティー・リスク管理ソリューションの大手プロバイダーである。TRACEの詳細は、www.TRACEinternational.org を参照。

ソース: TRACE