ジュネーブ、ミラノ, 2022年5月26日 /PRNewswire/ -- Alpian SA(Alpian)とFideuram – Intesa Sanpaolo Private Banking(Fideuram-ISPB)は、デジタル資産管理サービスでの技術開発とモバイル優先のユーザーエクスペリエンスにおけるAlpianの知識を生かして、Fideuram-ISPBの顧客向けのデジタル資産管理サービスを推進するために提携している。
この動きは、Fideuram-ISPBが2022年4月、スイス初のデジタルプライベートバンクであるAlpianのシリーズBプラス資金調達ラウンドでAlpianに1900万スイス・フランの株式投資を実行したのに続くもので、両行間の協力拡大を象徴している。
Fideuram-ISPBは、現在6万人の顧客に提供している同社のデジタル資産管理サービスを推進する上でAlpianを戦略的パートナーとみなしている。
Alpianは、クラウド主体の技術と機敏な商品導入を採用し、モバイル優先のデジタル資産管理サービスを構築して専門性を高めてきた。この専門性とFideuram-ISPBのプライベートバンキングの知識を合体すれば、Fideuram-ISPBの顧客へのデジタル資産管理サービスを強化するための商品ロードマップの開発が可能になる。
Fideuram-ISPBでDirect Bankを統括するLuca Bortolan氏は「スイス初のデジタルプライベートバンクであるAlpianの立ち上げに投資した後、Fideuram-ISPB Direct Bankのデジタル資産管理サービスの提供を推進するための戦略的パートナーであるAlpianを見いだした。そのチームが築いた実績をわれわれは十分に生かしつつ、最新技術を採用したモバイル優先のデジタルプライベートバンキング業務を確立していく」と語った。
AlpianのSchuyler Weiss最高経営責任者(CEO)は「この戦略的提携関係は、先進的な大手プライベートバンクと新しいデジタルプライベートバンクが一体となり、Fideuram-ISPBの顧客と従業員、利害関係者にとっての価値を高めることの有望性を表している。富裕層資産管理業界で大規模な変化を促進するため、Alpianの技術力とわがチームの専門性の増強において協力することに期待している」と述べた。
▽Alpian SAについて
Alpianは2019年10月に法人化されたスイスの金融技術会社で、スイス初のデジタルプライベートバンクである。
▽Fideuram Intesa Sanpaolo Private Bankingについて
ミラノに本社を構えるFideuram Intesa Sanpaolo Private Bankingは、イタリアの大手プライベートバンキング・プレーヤーで、グループの全てのプライベートバンキング業務を制御しているIntesa Sanpaolo Groupの主要子会社である。