ジュネーブ(スイス)、2020年5月5日/PRニュースワイヤー/ --
スイスの金融グループ、レイル株式会社(REYL & Cie Ltd、以下「レイル」)が支援するデジタル金融サービスの新会社、アルピアン社(Alpian SA)(以下「アルピアン」)は本日、1220万スイスフランのシリーズAラウンドに成功したことを発表しました。この資金でアルピアンは成長計画を前倒しし、スイス連邦金融市場監督機構(FINMA: Swiss Financial Market Supervisory Authority)のフルバンキング免許取得という野望に向かって進み、2021年には完全認可の富裕層向けデジタルバンクを開設します。
アルピアンは、推計6600億スイスフランのスイスの富裕層(マスアフルーエント、投資可能資産10万から100万スイスフラン)に合わせた革新的バンキングサービスの開発を目標としています。独自のマーケットリサーチによると、既存のリテールバンキングやプライベートバンキングではこの部門の根本的ニーズに完全には対応できないことが分かります。この層の40%は新しい銀行を求めており、70%が支店を持たない銀行を使うことを歓迎するといいます。
アルピアンのサービスには、オーダーメイドのブティック型投資商品、ベテラン金融アドバイザーが対面で行うデジタル相談、日常のバンキングサービスなどが含まれます。アルピアンは最新のデジタルインターフェイスを介し、特許技術やディスラプティブ技術を活用して、スケーラブルで各個人に合わせたプライベートバンキングを開発します。
レイルの40年以上にわたるバンキングと資産管理の経験を生かし、同社は他の有名銀行と対等に競い合うことを目指しています。
アルピアンCEOのシュイラー・ヴァイスは、次のように述べました:
「アルピアンは、経験を積んだ、多様なチームの明確なビジョンから生まれました。行動の全てを裏打ちする技術と革新を備え、何ものにも妨げられずビジョンを実行する力を持っているのです。シリーズAラウンドの資金確保は、当社の事業と実行力の証です。今後数か月で技術的にも運営的にも準備完了となるための大きな一歩です」
レイルのパートナー、パシャ・バフティヤルは次のようにコメントしました:
「アルピアンはレイルの支援プロジェクトとしてスタートしましたが、すぐにこのユニークで画期的な価値ある提案の持つ可能性に気づかされました。アルピアンがシリーズAラウンドを見事に確保したことは、当社が発見したと同様の宇宙の青い大海原に対する投資家の信頼を示しています。パートナーの皆様と私はアルピアンチームの質に大いなる信頼を置いており、旅のこれからの段階を共に歩むことを楽しみにしています」
アルピアンについて
スイス、カルージュに拠点を置くアルピアンは、2019年10月に法人となったデジタル金融サービスの新しいブランドです。
プレスお問合先: media@alpian.com、+447742954886