ジュネーブ
2022年4月6日
/PRNewswire/ -- 革新的なデジタルプライベートバンクのAlpian SA(Alpian)は6日、スイス連邦金融市場監督機構(FINMA)からの銀行免許取得と、1900万スイスフランのシリーズB+資金調達成功を発表した。これによりAlpianは近く2022年第3四半期に株式を公開し、スイス初のデジタルプライベートバンクとなる。
Fideuram-Intesa Sanpaolo Private Bankingが過半数株式を保有するAlpianの第3回資金調達ラウンドは、Fideuram - Intesa Sanpaolo Private Bankingが全額引き受けた。この資金調達はプライベートバンキングとオンラインバンキングの両方で構成されるAlpianのスイスにおける銀行サービスを支援する。
このハイブリッドモデルは、安全かつ最先端の銀行業務の経験と、Alpianの認可を受けた資産アドバイザーのサポートを一体化させ、従来のプライベートバンキング専用サービスへのアクセスを富裕層クライアントに提供する。これを補完するためAlpianは、日常の銀行機能をデジタルサービスへシームレスに織り込んでいる。
AlpianのSchuyler Weiss最高経営責任者(CEO)のコメントは以下の通り:
「2019年以来当社は、スイス初のデジタルプライベートバンクとなるものを構築してきた。シリーズB+で調達した資金と、認可されたスイスの銀行としての新たな地位により、Alpianはそのサービスを開始する準備が整っている」
REYL Intesa SanpaoloのパートナーでAlpian取締役会会長のPasha Bakhtiar氏は以下の通り付言した:
「本当にユニークでオーダーメードのデジタルプライベートバンキングサービスを提供するために、2つのマイルストーンを通過したことを誇りに思う。これまでの道のりの成功は、Alpianチームの粘り強さとダイナミズム、およびREYL Intesa Sanpaoloのビジョンの証しである」
Fideuram Intesa Sanpaolo Private BankingのLuca Bortolan Direct Bank部門責任者は以下の通り付言した:
「当社は当初からAlpianに、デジタルプライベートバンクの成長に投資する絶好の機会をみていた。Alpianは戦略的価値と相乗的価値の両方をもたらし、現在と将来のクライアントのニーズに対応するという当社の積極的なコミットメントを明示する」
▽Alpian SAについて
Alpianはスイス初のデジタルプライベートバンクで、REYL Intesa Sanpaoloによって設立され、2019年10月に法人化された。
▽REYL Intesa Sanpaoloについて
1973年に創業したREYL & Cieは多角経営の金融グループで、スイス、欧州(ロンドン、ルクセンブルク、マルタ)、その他の地域(シンガポール、ドバイ)に事務所を置いている。
▽Fideuram Intesa Sanpaolo Private Bankingについて
ミラノに本社を構えるFideuram Intesa Sanpaolo Private Bankingは、イタリアの大手プライベートバンキング・プレーヤーで、Intesa Sanpaolo Groupの主要子会社として、Groupのすべてのプライベートバンキング業務をコントロールしている。