【ミュンヘン2022年5月16日PR Newswire=共同通信JBN】新エネルギー革新技術で世界をリードするContemporary Amperex Technology Co., Limited(CATL)は、5月11-13日にミュンヘンのMesse Munchen(メッセミュンヘン)で開催されたバッテリーおよびエネルギー貯蔵システムに関する欧州における最大かつ最も国際的な展示会であるees Europe 2022で受賞歴のあるオールシナリオのエネルギー貯蔵ソリューションで脚光を浴びた。
展示会でデモンストレーションが行われたCATLの最先端製品は、発電、送配電、電力消費のアプリケーションシナリオをカバーしている。モジュール式屋外液体冷却BESSであるEnerOneは5月10日、今年の「ees AWARD」を受賞した。280Ah LFPセルを搭載したこの主力製品は、最大10000サイクルのサイクル寿命を誇り、長寿命、高度統合、高レベルの安全性を特徴としている。セル間の温度差は摂氏3度以内に制御することができ、これは業界平均の摂氏5-8度から大幅に改善している。床面積はわずか1.69平方メートルで、従来の空冷製品より35%小さく、動作電圧が600–1500ボルトのインバーターに適している。一方、モジュール設計により、さまざまなアプリケーションシナリオに適応できる。
CATLは極端な温度、高湿度、砂漠、海などの全天候型エネルギー貯蔵アプリケーションへの市場の需要を満たすため、コンテナ化された液冷バッテリーシステムである革新的なEnerCを開発した。EnerCはIP55およびC5の防食保護により、さまざまな過酷な気候条件の要件を満たすことができ、システム全体の安全かつ信頼性の高い動作を20年間保証する。業界をリードする高度に統合された液体冷却設計により、そのエネルギー密度は1平方メートル当たり259.7 kWhと、従来の空冷システムのほぼ200%増に達することができる。
消費電力の面では、UPSアプリケーション向けのCATLの大ヒット製品であるEnerUは、鉛蓄電池をより環境に優しいリチウムイオン電池に交換するための先駆的ソリューションを提供する。EnerUの6 CソリューションはLFP素材の高インピーダンスを克服することにより、高い電力性能と高度な安全性を同時に実現する。EneUは、セルレベルでの安全性に加え、機械的手法と断熱材を通じてシステムレベルでの安全性をさらに保証する。単一セルの熱暴走状況では、隣接するセルへの熱伝播は発生しない。
CATLはees Europe 2022で、小型かつ軽量な基地局用の48100バッテリーモジュールも展示した。十分に安全なLFPセルと3Uモジュール設計によりサポートされているこの製品は、スペース使用率と耐用年数を大幅に改善した。基地局用の48100は最大16個のバッテリーパックを収容でき、パック数はさまざまなシステムバックアップ時間の要件を満たすよう柔軟に調整可能ため、複数のアプリケーションシナリオと互換性がある。
CATLは、ブースB1.440で最新のバッテリー製品・技術を紹介するほか、Intersolar Forumでエネルギー貯蔵の将来に関する知見と革新的なアイデアを業界の同業者と共有した。
2021年には、CATLのエネルギー貯蔵事業が飛躍的に発展し、世界のエネルギー貯蔵バッテリー生産の市場シェアで初めて1位にランク付けされた。CATLは、China National Energy、SPIC、China Huadian Corporation、China Three Gorges Group、China Energy Engineering Corporationなどの中国の一流エネルギー企業、およびNextEra、Fluence、Wartsila、Tesla、Powin、シュナイダーエレクトリック、Eatonなど業界の大手国際企業とのパートナーシップを構築し、中国、米国、英国、ドイツ、オーストラリアなどの主要市場に先端エネルギー貯蔵ソリューションを応用している。CATLは将来的には、より多くのパートナーと協力し、エネルギー移行を推進し、カーボンニュートラルを目指す世界的取り組みに貢献していく。