北京、ブリッジウォーター(米ニュージャージー州)
2022年3月11日
/PRNewswire/ -- Gan & Lee Pharmaceuticals Co., Ltd.(以下、Gan & Lee、銘柄コード:603087.SH)は、同社の治験薬GZR18の米国における二重盲検・無作為化・プラセボ対照・順次・単回・用量漸増・第1相臨床試験で、最初の被験者に投与が行われたと発表した。GZR18は、2型糖尿病患者の治療薬となる可能性のある、グルカゴン様ペプチド-1受容体作動薬(GLP-1RA)である。現在、2型糖尿病は糖尿病患者全体の約90%を占めており、2045年までに全世界の糖尿病患者数は46%増加すると予想されている(1)。グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)はインクレチンホルモンの1種で、高血糖時にインスリン分泌を促進したり、グルカゴンを抑制するなど、多くの血糖調節機能を担っている(2)。2型糖尿病患者は、こうした血糖調節機能の多くが損なわれていることが多い(3)。
本第1相試験の主要目的は、健康なボランティアを対象にGZR18の安全性および忍容性を調べることである。さらに、副次目的は、GZR18の薬物動態(PK)パラメーターを算出することである。Gan & Lee Pharmaceuticals USA Corporation最高経営責任者(CEO)兼社長のMike Hu博士は「GZR18の米国施設での第1相臨床試験開始は、当社のグローバルな臨床開発プログラムにとって重要な節目だ。本試験は、糖尿病およびその他の治療分野における当社のパイプラインを強化し、患者、医療界に貢献するというGan & Leeの長期的コミットメントの証だ」と語った。
▽Gan & Leeについて
Gan & Lee Pharmaceuticalsは、中国で初めて生合成ヒトインスリンを開発した。同社には現在、中国で商品化されている持効型グラルギン注射(Basalin(R))、速効型リスプロ注射(Prandilin(TM))、速効型アスパルト注射(Rapilin(R))、混合プロタミン亜鉛リスプロ注射(25R)(Prandilin(R)25)、アスパルト30注射(Rapilin(R)30)の5つの組換えインスリンアナログと、1つのヒトインスリン注射、プロタミン・ヒトインスリン混合注射(30R)(Similin(R)30)がある。当社には、再利用可能なインスリン注射ペン(GanleePen(TM))と使い捨てペン針(Ganlee Fine(R))という中国で認可済みの2つの医療機器もある。同社は、ワールドクラスの製薬会社になるという目標の達成に向け、新規化学物質の開発にも積極的に加わり、心血管疾患、代謝性疾患、がん、その他の疾患の治療法にも取り組んでいく。詳細については、investorrelations@ganlee.us から当社に問い合わせを。
参照
(1)International Diabetes Federation. IDF Diabetes Atlas, 10th edn. Brussels, Belgium: 2021. Available at: https://www.diabetesatlas.org
(2)Nauck MA, Quast DR, Wefers J, Meier JJ. GLP-1 receptor agonists in the treatment of type 2 diabetes - state-of-the-art. Mol Metab. 2021 Apr; 46:101102. doi: 10.1016/j.molmet.2020.101102. Epub 2020 Oct 14. PMID: 33068776; PMCID: PMC8085572. Available at: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK551568/
(3)Brunton SA, Wysham CH. GLP-1 receptor agonists in the treatment of type 2 diabetes: role and clinical experience to date. Postgrad Med. 2020 Nov;132(sup2):3-14. doi: 10.1080/00325481.2020.1798099. Epub 2020 Sep 8. PMID: 32815454.
▽メディア問い合わせ先
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