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Amp Energyがスコットランドに2つの400MWの旗艦プロジェクトを展開する欧州最大のバッテリー貯蔵施設を発表

Amp Energy
2022-01-25 23:49 1509

【ロンドン、トロント2022年1月26日PR Newswire=共同通信JBN】グローバルなエネルギー転換プラットフォームで、再生可能エネルギーデベロッパーのAmp Energyは25日、スコットランド中央部に800 MWのバッテリーポートフォリオを備えた欧州最大の2つのバッテリー貯蔵施設(以下「Scottish Green Battery Complex」)を発表した。ポートフォリオは2024年4月に稼働する予定で、それぞれが800MWhのエネルギー貯蔵容量を提供する2つの400MWバッテリー設備で構成される。

*利害関係者および地方議会との協議を経て、2つの建設予定地は2022年1月5日にスコットランド政府のEnergy Consents Unit(エネルギー同意ユニット)から建設許可を取得した。

*2つの400 MWのバッテリーは、ともに欧州最大のグリッド接続バッテリー貯蔵施設になる。

*Amp独自のAI駆動のデジタルエネルギープラットフォームであるAmp X(Amp X )が、バッテリーから電力網への電力供給を最適化するために使用される。

*プロジェクトは、グラスゴーとエジンバラを含むスコットランドの中央ベルト全域で信頼性の高いグリッド安定性サービスと電力管理を提供する。

*スコットランドの風力発電所から生成された再生可能エネルギーの給電を貯蔵および管理することにより、プロジェクトは、高価な送電アップグレードの数分の1のコストで、英国の電力インフラストラクチャーの将来を保証する。

エネルギー貯蔵の世界基準を設定するこれらのプロジェクトは、ハンターストンとキンカーディンに位置し、英国がネットゼロの目標達成に向けて前進する重要な1歩を提供する。25 GWの新しい再生可能エネルギー発電容量の追加を計画しているScotWind洋上風力発電(ScotWind offshore wind )の最近の発表を受けて、電力を移行し、グリッド安定性サービスを提供できる大規模エネルギー貯蔵の要件は一層重要になっている。今後数年間で、Ampのスコットランドのバッテリー設備により、スコットランドで年間最大1750 GWhの再生可能エネルギーを生成し、英国の他地域への送電が可能になる。これは約500MWの新たな洋上風力発電の展開に相当する。

AmpのBen Skinnerグローバルマーケット担当バイスプレジデントは「英国が完全に脱炭素化されたグリッドに移行する中、これらの画期的なプロジェクトにより、Ampは極めて必要なグリーンインフラストラクチャーに多額の投資を行っている。当社のプロジェクトは、スコットランドでの再生可能エネルギー発電の成長を支援するだけでなく、高価な送電アップグレードに代わる選択肢を消費者に提供する」と語った。

ハンターストンとキンカーディンのプロジェクトは、英国の電力網が直面する電圧と安定性の問題に対処することを目的とするNational GridのScottish Stability Pathfinder 2(National Grid's Scottish Stability Pathfinder 2 )入札にも参加している。Ampの施設は、グリッド安定化に役立つ2機の新しいSynchronous Condensers(同期調相機)(Synchronous Condensers )を設置するとともに、最先端のグリッド構築インバーター技術を実装する。

AmpのPaul Ezekiel共同創設者兼最高投資責任者(CIO)によると、「英国の電力網は、より環境に配慮したネットゼロ市場への移行の過程にある。これは、ScotWind洋上風力リースプログラムの一部として、25GWの洋上風力発電追加の最近の認可を受けて加速され始めたばかりだ。Ampの、戦略的に配置された送電接続のユーティリティー規模バッテリーの展開は、英国の送電ネットワーク事業者が英国市民に安定した安全なカーボンフリーの電力システムを提供するのを支援している」。

この投資によりAmpは、スペインと英国での大規模エネルギー貯蔵施設を備えた太陽光、風力発電の開発と所有を含む欧州への拡大と、アジア太平洋地域のグリーン水素開発活動(Asia-Pacific green hydrogen development activities )を補完する複数のグリーン水素開発プロジェクトの積極的な開発を継続する。

Scottish Green Battery Complexは、Amp独自のAI駆動のデジタルエネルギープラットフォームであるAmp X(Amp X )によって最適化され、給電される。Amp Xは、独自の、既にバンカブルなトランザクティブ対応のシステムアーキテクチャーと、クラウドでホストされる最先端の先進アナリティクスに依存する。自律的に動作するAmpXプラットフォームは、グリッドの制約に対するソリューションを提供し、柔軟性を提供し、エンドツーエンドのエネルギー転換を実現する。

Paul Ezekiel氏は「グローバルな規模と、AmpXプラットフォームで実装している破壊的イノベーションにより、当社は世界的なエネルギー転換の最前線にある。グリーン水素と、Scottish Green Battery Complexなどユーティリティー規模のエネルギー貯蔵の展開は、当社の急速な成長の継続と長期戦略にとって重要だ」と述べた。

▽Ampについて

Ampはグローバルなエネルギー転換プラットフォームである。

Ampは、全世界の同社の中核的市場の全てにおいて、クリーンエネルギー資産を開発、保有、運用している。同社独自の人工知能専門技術を活用するディスラプティブなグリッドエッジテクノロジー・プラットフォームであるAmp Xと共に、グリッドを再構築し、エネルギー転換をリードしている。同社はトロントを本拠とし、北米、オーストラリア、日本、スペイン、チェコ共和国、英国の全域でグローバル事業を展開している。

2009年に創設されたAmpは大規模な高成長のディスラプターで、機関資本パートナーから主要な投資を受けており、直近では2020年下半期にカーライルが同社に3億7400万米ドルを少数株主として投資した。

詳しい情報は、ウェブサイトamp.energy を参照。

▽メディア問い合わせ先:Fraser Hall, Marketing & Communications, communications@amp.energy

ソース: Amp Energy