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サウスオーストラリア州ハーディ岬水素ハブの最新情報

Amp Energy
2024-01-12 16:13 667

アデレード(オーストラリア), 2024年1月12日 /PRNewswire/ -- Amp Energy (「 Amp 」または「同社」)は 11 日、 Cape Hardy Green Hydrogen (ハーディ岬グリーン水素)プロジェクトのリードデベロッパー Iron Road Ltd との戦略的枠組み契約を 3 カ月延長すると発表しました。この延長により、プロジェクトの次の段階に関わる取引文書を確定、実行するのに十分な時間的余裕が持てると見込まれています。

Cape Hardy Green Hydrogen プロジェクトは 2 段階で開発することになっており、 第 1 段階は 5GW の電解槽容量で構成され、年間 500 万トン以上のグリーンアンモニアを供給、初期段階の容量は 1GW となっています。プロジェクトの第 2 段階では、この容量を 2 倍の 10GW にする予定です。 Amp と Iron Road は過去 9 カ月にわたり、 Cape Hardy Green Hydrogen プロジェクトの企図を拡大し、グリーン水素と鉱物のバリューチェーンを中心とした産業製造地区を含めたものにすることについても協議してきました。これには、満足のいく商業的取り決めと、開発パートナーのコンソーシアム結成が条件となります。 Amp は Iron Road と共に、電解槽供給、淡水化、アンモニアプラントおよび付帯設備を組み込んだハーディ岬地区の予備的基本計画を完成させました。

戦略的枠組みの契約期間中、 Cape Hardy Green Hydrogen プロジェクトは、プロジェクトが pre-FEED 段階に入るにあたり、世界的な大手エンジニアリング会社 2 社によって調査・検討が行われてきました。 Amp は、再生可能エネルギー供給を確保し、アンモニアの国内および輸出用オフテイク向けに最低コストで送電するため、エア半島の多数の土地所有者、サードパーティーのエネルギー開発業者、送電網の専門家と詳細な話し合いを続けています。エア半島の輸出および国内オフテイク・パートナー、投資家、地元議会との話し合いは現在も続いていますが、本プロジェクトに対する強い関心とメンバー全員の支持が確認されました。プレフィージビリティー段階(クラス 5 エンジニアリング)の指標に基づく経済分析では、補助金なしの水素の平準化コストを約 3 米ドル /kg-H2 としています。これは、グリーンアンモニアの平準化コストである 1 トン当り 600 米ドル半ばに相当します。こうしたコスト計算はプロジェクトの段階に合わせて行われており、今後も業務や市場の状況の変化を反映した設計と経済的最適化が続けられる予定です。

Amp は、 Barngarla Determination Aboriginal Corporation RNTBC (「 BDAC 」)からの継続的支援により、 Cape Hardy Green Hydrogen プロジェクトは地域経済を大きく成長させ、 1500 人分の建設、エンジニアリング、サービス雇用と 300 人以上のフルタイム雇用を含む雇用機会をもたらすと確信しています。

Amp は、 Cape Hardy Green Hydrogen プロジェクトの下流工程担当のプロジェクトディレクターとして、 Thyl Kint 氏を採用しました。 Kint 氏は、 BHP Petroleum 、 BP 、 BW Offshore 、 Kerr McGee 、 Santos 、 Shell 、(世界銀行傘下の)国際金融公社( IFC )などのグローバル企業の代理人として 200 億豪ドル超のエネルギープロジェクト資本支出を担当するなど、 40 年におよぶグローバルな経験を有しています。

Amp の Paul Ezekiel 社長兼創業者は「私たちは、大規模プロジェクトとの提携を求めるグローバルな戦略的パートナーの質への逃避を目の当たりにしてきました。 Cape Hardy Green Hydrogen プロジェクトは、オーストラリアの代表的水素プロジェクトとして、戦略的に有利な立場にあると信じています 」と語っています。

サウスオーストラリア州の Tom Koutsantonis エネルギー・鉱業相は「 Cape Hardy Green Hydrogen プロジェクトが達成した力強い進展は、サウスオーストラリア州の新興水素産業の勢いを反映しています。ハーディ岬のこの施設のようなプロジェクトは、サウスオーストラリア州民に数千人分の雇用を生み出すだけでなく、州政府のネットゼロ目標に寄与し、州経済を強化します。再生可能な水素は、世界が脱炭素の未来へと移行していく中で重要な役割を担っており、サウスオーストラリア州はこのチャンスを生かすのに理想的な立場にあります 」と語っています。

Amp について

Amp Energy は、再生可能エネルギー、蓄電池、水素を大規模に供給するとともに、 Amp X プラットフォームを通じて独自の AI を活用した柔軟な送電網を提供している、グローバルなエネルギー移行開発プラットフォームとして定評を得ています。 Amp は 14 年前の設立以来、世界中で 3GW 近い資産を開発・建設し、さらに 4GW を後期開発中または建設中です。 Amp は、 4 億 4000 万米ドル超を投資してきた世界的プライベート・エクイティー企業カーライル・グループをはじめとする機関投資家からの大規模投資によって支えられています。同社は北米、英国、オーストラリア、日本、スペインでグローバルに事業展開しています。

Amp X は、常識を覆すグリッドエッジ・デジタルプラットフォームとなり、あらゆる形態の分散型発電や負荷が、個々のユニットとしてであれ、資産の集合体としてであれ、エネルギーシステムにダイナミックに貢献し、柔軟性、強靭性、システムの安定性を可能な限り低コストで提供できるようにしました。

詳細については、 amp.energy をご覧ください。

ソース: Amp Energy