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香港の23のデジタル化された建設プロジェクトと組織がCICから表彰される

Construction Industry Council
2021-12-23 13:53 1902

【香港20211223PR Newswire共同通信JBNConstruction Industry CouncilCIC、建設業協議会が主催するCIC Construction Digitalisation Award 2021(「アワード」で、香港の23の非常に優れたプロジェクトと組織が選出された。建設の生産性、品質、持続可能性、安全性を向上させるためのデジタル化とイノベーションの功績が認められた。全120の応募の中から、厳しい審査過程を経て23のチームが受賞した。

プロジェクト部門で金賞を受賞した将軍澳クロスベイリンクのメインブリッジと関連工事のプロジェクトチームとともに写真撮影に応じる開発(工事)担当事務次官(右から6番目)のIr Ricky LAU氏
プロジェクト部門で金賞を受賞した将軍澳クロスベイリンクのメインブリッジと関連工事のプロジェクトチームとともに写真撮影に応じる開発(工事)担当事務次官(右から6番目)のIr Ricky LAU氏

プロジェクト部門で金賞を受賞した将軍澳クロスベイリンクのメインブリッジと関連工事は、Design for Manufacture and AssemblyDfMA)とプレハブ化の可能性を示すとともに、効率と品質を向上させるためにBIMIoT3D測量、ロボティクス、オートメーションなどのデジタル化ツールを建設と電子現場検査システムに採用している。

また、アワードでは、デジタル化システムを自社開発した組織も表彰した。組織・クライアント部門で金賞を受賞したEMSDは、リージョナルデジタルコントロールセンターを設立し、資産管理のためのBIM-AMシステムを開発し、設備のデジタル化とメンテナンスの効率化を強化した。Gammonは、同社の統合デジタルプロジェクトデリバリーシステムによるプロジェクトのデジタル化で顕著な成果を上げたとして、組織・請負業者部門Aで金賞を受賞した。組織・請負業者部門Bを受賞したATALは、研究開発を支援するために社内にイノベーション基金を設立し、効率性、生産性、安全基準を向上させるために電気・機械業務に適合したデジタル化ソリューションを導入した。スタートアップ企業部門を受賞したVaradiseのスマートサイト管理プラットフォームは、BIMGISIoTデータを統合することで建設プロジェクトのリアルタイム監視をサポートし、効率性を向上させる。

建設デジタル化に向けて革新的技術を一般化することの重要性を踏まえ、アワードはまた、知識の共有とデジタル建設の才能の育成に尽力した組織を表彰した。Arupは、自社開発の建設デジタル化システムに関する知識を積極的に共有し、デジタル化された設計、ツール、プロジェクトを採用した経験によって、組織・コンサルタント部門の金賞を受賞した。HKUSTと同社のBIMラボは、スマートキャンパスの持続可能な開発のために、同社のキャンパスのデジタルツインモデルを開発した。また、同ラボは、建設デジタル化関連のプログラムを数多く立ち上げ、トレーニング・研究機関部門で金賞を受賞した。

香港の建設業界のデジタル化をさらに推進するため、CICは式典で建設デジタル化ロードマップを発表するために専門家や主要な業界のステークホルダーと協力してきた。ロードマップでは、スマートデータ共有、スマートプランニングおよびデザイン、BIMによるスマートサブミッション、スマートオフサイトファブリケーションおよびデリバリー、スマートサイトマネジメント、スマートアセットおよびファシリティマネジメントという6つの価値の高いデジタルアプリケーション分野と建設のデジタル化を支援するための戦略を特定した。

受賞者の一覧と詳細な情報は、cdaward.cic.hk を参照。

ソース: Construction Industry Council
キーワード: 建設/建築 不動産