【プロビデンス(米ロードアイランド州)2021年12月1日PR Newswire=共同通信JBN】EpiVax, Inc.(「EpiVax」)は1日、同社のEPV-CoV-19(EPV-CoV-19 )ワクチンエピトープが、新たなオミクロンSARS-CoV-2変異株において98.2%保存されていることを確認した。EpiVaxとEpiVax Therapeutics, Inc. (「EVT」)は、この新規T細胞エピトープワクチンを2022年に臨床導入することも確約している。EPV-CoV-19は、SARS-CoV-2の一次感染またはワクチン接種後に、懸念される変異株(VOC)の感染予防に使用することを目的として、開発の臨床段階に近づいており、製剤化、治験薬(IND)申請、臨床試験のプロトコルは確定している。
EPV-CoV-19は、SARS-CoV-2に対する免疫防御に重要な役割を果たすT細胞反応を高める。EpiVaxは、独自の免疫情報科学ツールを用いて、アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、オミクロンなどSARS-COV-2の新しい型全てに保存されている、免疫原性の高い配列(T細胞エピトープ)を選択した。1日、SARS-CoV-2の18万8758の配列を解析した結果、VOCに対するワクチンエピトープが97-99%保存されていることが判明した。オミクロンVOCには非常に多くの変異があるにもかかわらず、164のワクチンエピトープのうち、オミクロンVOCに対する予防効果がないと予想されるのは3つだけである。
ほとんどのCOVIDワクチン開発者が、パンデミックウイルスに対する抗体反応に注目しているが、コンピューターによるワクチン設計で世界をリードするEpiVaxの専門家は、ワクチンが誘発するT細胞反応が、感染やワクチン接種で得られる予防効果に重要な役割を果たしていることをしっかり観察してきた。EpiVaxは、コロナウイルス株間に共通して保存されている最高品質の(免疫原性の高い)エピトープを特定することに注力し、オミクロンを含む、これまでに確認された、あるいは間もなく出現するであろう全てのSARS-CoV-2変異株に対して有効である可能性の高いワクチンを作成。このワクチンエピトープは、ヒトの体外試験とマウスの体外試験で有効であることが示されている(https://www.nature.com/articles/s41541-021-00331-6 )。EPV-CoV-19は、同じくロードアイランド州にある投資家支援型の株式非公開企業、EVTにライセンス供与されている。
▽EpiVaxについて
EpiVaxは、T細胞エピトープ予測、免疫調節、迅速なワクチン設計の専門知識を有するバイオテクノロジー企業である。EpiVaxの免疫原性スクリーニングツールキット、ISPRI(ISPRI )およびiVAX(iVAX )は、世界中の著名企業の研究推進に採用されている。
EpiVaxの詳細については、www.epivax.com を参照。
▽EVTについて
EVTは、EpiVaxの世界最先端技術を採用して、T細胞を活性化し、病気を治療または予防する治療法を設計している。EVTのパイプラインには、COVID-19ワクチンやテーラーメードの膀胱がんワクチンなどがある。EPV-CoV-19の詳細については、以下のリンク(this link )を参照するか、EVTのNicole Ruggiero最高業務責任者(COO)(nruggiero@epivax.com )まで問い合わせを。
EVTの詳細については、www.epivaxtx.com を参照。
このリリースの拡大版については、以下を参照。(https://epivax.com/news/epivax-continues-to-progress-on-a-vaccine-to-address-sars-cov-2-variants )
▽報道関係問い合わせ先
Katie Porter
Business Development Manager
EpiVax
kporter@epivax.com
Logo - https://mma.prnasia.com/media2/542055/EpiVax_Logo.jpg?p=medium600
ソース:EpiVax Inc.