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◎NSFOCUSがサイバー攻撃の年次脅威リポートを公開

NSFOCUS Information Technology Co., Ltd.
2013-06-07 09:00 1601

【東京2013年6月7日PRN=共同JBN】今月5日、分散型サービス拒否(DDoS、http://www.nsfocus.com/jp/solutions)攻撃を軽減するソリューションとサービスのグローバルプロバイダーであるNSFOCUS(http://www.nsfocus.com/jp/index.html)は、DDoS攻撃に対する調査・分析専門社内アナリストチームSecurity Research Academyが調査・分析した過去1年間のDDoS攻撃の傾向をまとめた年次脅威リポート「Threat Report」を公開したと発表。リポートでは、複雑な情報セキュリティーの展望について、攻撃の実態を詳細に記述しており、システムおよびアプリケーション管理者がこれまでに無い高レベルの脅威にさらされていることを示している。

リポートの要点は以下の通り。

*DDoS攻撃時間はより短時間で行われ、その半数以上が10分以内に完了した。

2012年上半期にかけては攻撃の平均持続時間は21分で、93.2%は30分もしくはそれ

以下だった。しかし攻撃はより頻度が高くなり、被害者の49.3%は2回もしくはそれ

以上のDDoS攻撃を受けた。

 

*より深刻な損害になりうるアプリケーション・レイヤー(Layer-7)攻撃は、今や最

もよく発生するタイプとなり、全DDoS攻撃の42.7%を占め、その割合は2012年の

上半期の24.3%を上回った。

 

*新興のクラウドおよびバーチャル・インフラストラクチャーの脆弱性は2012年には

前年に比べ倍増した。

NSFOCUSのフランク・イップ米国事業担当副社長は「より短時間、より頻度の高い攻撃の開始は、攻撃対象となった企業にとっては実際に防御がより困難な状況につながりうる。それぞれの攻撃が一段とダイナミックになり、企業ウェブサイトだけでなくミッションクリティカルなアプリケーションあるいはデータベースの機能を無力化する可能性を持っている。さらに、DDoS攻撃の方法は被害者の対応の様子を見ながら、柔軟に変化させており、いたちごっこのゲームと化している」と語った。

NSFOCUSの年次Threat Reportは、2012年が情報セキュリティーという観点から見ると、変化の多い不穏な傾向の1年だったことを明らかにしている。リポートは、あらゆるレベルのビジネスマネジャーがこうした傾向について自ら学ぶよう支援することを目指している。それによって、自らの方針に沿って仕事を進めることが可能となり、防御についてはより強力なセキュリティー体制を構築することができるようになるとしている。

リポートの入手は以下のサイトを参照。

http://www.nsfocus.com/en/2013/SecurityReport_0514/130.html  

▽NSFOCUSについて

NSFOCUSはサービスプロバイダー、データセンター、企業向けに有効な境界ネットワークセキュリティーの実績あるグローバルリーダーである。同社はネットワークセキュリティー・ソリューションの提供に注力している。詳細はhttp://www.nsfocus.comを参照。

ソース:NSFOCUS Information Technology Co., Ltd.

 

 

 

ソース: NSFOCUS Information Technology Co., Ltd.