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◎Cloud-Pipe-CPE防御エコシステムについて討議 CSA APAC Congress

NSFOCUS INFORMATION TECHNOLOGY CO., LTD.
2013-05-20 17:47 1582

 

 

 

【北京2013年5月20日PRN】インターネット上でのDDoS(分散型サービス拒否)( http://www.nsfocus.com/en/2012/solutions_0616/7.html)攻撃はこの2年間で、世界中の喫緊の問題となった。DDoS攻撃は、宗教的ないしは政治的な争点など、さまざまなモチベーションが引き金となって開始される可能性がある。2013年3月、SpamhausとCyberbunkerと間で起きた問題では、300Gbps以上のトラフィックに上る攻撃が起きた。このような大量トラフィック、大規模の攻撃は前例がないものだった。

最近の攻撃の事象からみると、DDoS攻撃の不穏な動きはネットワーク・タイプの攻撃から離れ、アプリケーション・レイヤーでのHTTP Flood攻撃とネットワーク・レイヤーでの広帯域かつ大規模なDDoS攻撃を含むハイブリッド攻撃に焦点が移ってきた。ハイブリッド攻撃は攻撃の規模を拡大し、持続的標的型攻撃(APT)の様相を呈している。

統計によると、多数のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)、政府、データセンターは現在、専用のDDoS緩和(DDoS mitigation)ソリューションを保有していない。広範かつ高度なDDoS攻撃、とりわけハイブリッド攻撃から防御するために、専用のDDoS緩和製品を装備したり、トラフィック・クリーニング・サービスを採用したりする顧客はほんの一握りしかいない。100Gbpsを超えるDDoS攻撃は比較的まれではあるものの、数百メガビット、数ギガビット、十数ギガビットの規模の攻撃は日常茶飯事である。そうした攻撃は、新たに出現した脅威を回避できるAnti-DDoSの緩和ソリューションを持たない組織にとって大きなリスクと脅威をもたらす。

クラウドコンピューティングが幅広く利用され、データセンターの設置が急増しており、企業のITネットワーク・インフラストラクチャーと重要な企業システムと多様化したウェブ脆弱(ぜいじゃく)性をDDoS攻撃からどのようにして防御すべきかはIT専門家が日常的に対処すべき重大かつ重要な案件である。最高情報セキュリティー責任者(CISO)は専用のセキュリティー製品を購入すべきか、はたまたISP、データセンター、MSSPが提供するクリーニング・サービスをリースすべきなのか。

シンガポールで5月15日開催されたCSA APAC Congressで、CSA Greater China Coordination Body取締役でNSFOCUS(http://www.nsfocus.com/en/)最高戦略責任者(CSO)のリチャード・ザオ博士はレイヤード・コーオペレーション防御(layered-cooperative protection)ソリューションの実例を示しながらインテリジェンスが推進するソリューションに関する研究と知見を紹介した。このソリューションは、クラウドベースのトラフィック・クリーニング技術と、CPE(顧客構内装置)による防御およびクラウド・セキュリティー監視サービスとを組み合わせることによって、複雑化しているウェブ攻撃に対して防御できるように設計されている。

「Cloud-Pipe-CPE(クラウドパイプ顧客構内装置)」のレイヤード・コーオペレーション防御エコシステムは、企業コンピューター向けの精密かつ自動ソリューションを提供する。このエコシステム・ソリューションによってデータセンター、クラウド・プロバイダーはインフラストラクチャーおよびウェブ・セキュリティー双方の防御能力を高めるだけでなく、顧客にクラウド・セキュリティー・サービスを提供することが可能となる。

ザオ博士が率いるNSFOCUS Security Labsの研究によると、組み込み式インテリジェンス・メカニズム、セキュリティー製品どうしのコラボレーション機能に加え自動プロビジョニングは、DDoS攻撃、ウェブ侵入を含む新型で新たに発生する脅威への対抗を成功させるために必須の要素である。

このイベントでリチャード・ザオ博士はCSAで研究および組織育成に優れた貢献をしたとして、Cloud Sercurity AllianceからRon Knode Service Award 2012を授与された。

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ソース:NSFOCUS Information Technology Co. Ltd.

ソース: NSFOCUS INFORMATION TECHNOLOGY CO., LTD.