- 日本は過去20年間、オリンピックで最もクリーンな国の一つである
- 北朝鮮の射撃選手は、オリンピックのメダリストの地位を剥奪され、メダル返却を命じられたメダリスト4人のうちの1人
- 日本は2020年東京オリンピックへの日本人選手の歴史的な参加者数を記録。
東京, 2021年7月19日 /PRNewswire/ -- 過去5年の夏季オリンピックにおいて17カ国の選手のドーピング検査陽性に関する世界的分析では、日本が東アジア諸国の中で最もクリーンであることが判明している。中国のみ(3%に相当)が、ドーピングによりメダルを剥奪されている。表彰台に立ったロシア、ウクライナ、ベラルーシの選手は、合計で56個のメダルが剥奪されており、ほとんどが陸上競技(53%)および重量挙げ(36%)におけるものであった。欧州では、オリンピックのドーピングケースの43%は馬術におけるもので、選手が競技における馬のパフォーマンスを向上させるために薬物を使用したケースである。
北朝鮮の射撃選手は、2008年夏季オリンピック競技大会の参加資格を剥奪された後に、2個のメダルを返還された唯一の東アジアのオリンピック選手である。実際、この選手はメダルを無効とされた117人のうち、後にメダルを返還された4人のメダリストの1人である。こうした復権がなければ、キムは過去16年において射撃部門でドーピング検査で陽性となった唯一の選手となったであろう。
オンラインギャンブル情報サイトである ikasaman.com による調査によれば、ISOは没収されたメダルの37%は陸上競技選手に属するもの(43人の選手に相当する)としている。2008年夏季オリンピック大会の舞台となった北京では、最高のメダル剥奪(43%)があったという事実にもかかわらず、当地の中国では、メダル剥奪は7%のみとなっている。(3人の選手に相当する。)
今年の開催国である日本では、東京夏季オリンピックに500人以上の選手が参加するこれは、過去20年のオリンピックにおける日本人参加者数では最高である。前回の2016年夏季オリンピックの参加者は335人であった。この傾向は今後も続くのであろうか?
この調査は過去5回のオリンピック競技大会(2000年から2016年)におけるドーピング統計に注目し、ドーピング検査の結果メダルを剥奪された選手の全代表国の世界的かつ詳細な概要を与えるものである。