松阪市(日本)、2025年12月16日 /PRNewswire/ -- SINEXCEL(300693.SZ)は、日本国内で初となるユーティリティ向け2MW/8MWh規模のエネルギー貯蔵プロジェクトの設置を松阪市で完了しました。この節目は、厳格な系統要件で知られる市場において大きな前進となるものであり、5年以上にわたる現地開発と着実な成長の成果を示すものです。
松阪市の産業拠点における系統安定性向上
日本の主要な製造クラスターの一つに位置するこの2MW/8MWhプロジェクトには、電力供給の継続性と電力品質において極めて高い水準が求められます。同システムは、SINEXCEL製の1375kW PCSを2基統合しており、稼働後はピークシェービングおよび周波数調整を提供することで、地域の産業活動を支えつつ、グリーンエネルギーの活用最大化に寄与します。
系統安定性を支える中核技術
SINEXCELの1375kWパワーコンバージョンシステム(PCS)は、複雑な系統連系要件および耐震要件に対応するよう設計されており、以下を実現します。
この信頼性を裏付けるのが、1375kW PCSが世界各地で積み上げてきた実績です。同システムは、北米、ドイツ、英国、スペイン、ポーランドにおける包括的な安全および系統認証を取得しており、厳格な国際基準に適合することで、世界水準の相互運用性と性能を確保しています。
30kWから2MWへ:日本市場へのコミットメント強化
過去5年間で、SINEXCELは日本国内で50件以上のプロジェクトを完了し、初期の30kWおよび500kWクラスの分散型ソリューションから、現在のメガワット級ユーティリティ向け設備へと展開を進めてきました。
今回の松阪市での設置は、高電圧分野におけるSINEXCELの成熟したデリバリー能力を実証するものです。今後に向けて、SINEXCELは革新的なパワーエレクトロニクスを活用し、系統の高度化を推進するとともに、日本および世界のゼロカーボン社会の実現に貢献していく方針です。
SINEXCELについて
2007年に設立されたSINEXCELは、エネルギー貯蔵、EV充電、電力品質ソリューションのパイオニアです。12GWの設置済み蓄電容量、14万台のEV充電器、ほぼ2,000万アンペアのAHFを展開するSINEXCELは、EVE Energyやシュナイダーエレクトリックなどの業界リーダーと提携し、エネルギーの自由を実現しています。
問い合わせ先:melody_yu@sinexcel.com