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EpiVaxがSARS-CoV-2の強力なT細胞免疫反応に不可欠なT細胞エピトープを同定、成果をNPJ Vaccinesで発表

EpiVax Inc.
2021-05-18 13:32 1009

【プロビデンス(米ロードアイランド州)2021年5月18日PR Newswire=共同通信JBN】

EpiVax, Inc.(「EpiVax」)は、論文「Highly conserved, non-human-like, and cross-reactive SARS-CoV-2 T cell epitopes for COVID-19 vaccine design and validation(COVID-19ワクチンの設計と検証のための高度に保存された非ヒト様、交差反応性SARS-CoV-2 T細胞エピトープ)」("Highly conserved, non-human-like, and cross-reactive SARS-CoV-2 T cell epitopes for COVID-19 vaccine design and validation" ) がNPJ Vaccinesに掲載されたと発表した。本研究は、SARS-CoV-2に対するT細胞免疫に関連するペプチドエピトープを同定し、回復中の患者がiVAXが予測したエピトープに対する記憶免疫反応を起こすことを確認した。T細胞免疫は、長期的な免疫防御にとって重要な要素で、ワクチン開発者が将来、強力なT細胞免疫反応を活性化するワクチンを生み出すために不可欠である。

COVID-19ワクチンに対するT細胞免疫反応は、初期のワクチン開発が抗体反応に焦点を合わせていたため、まだ十分に解明されていない。世界の関心が長期的な免疫付与に移るにつれ、研究者はワクチン接種やブースターショット後のT細胞免疫に熱心に取り組むようになった。EpiVaxの研究者は、査読済みの研究論文で既に明らかにされている18のT細胞エピトープの存在を確認しただけでなく、それ以外の14のエピトープも今回初めて同定した。こうしたエピトープは、確認済みの全てのSARS-CoV-2変異株の配列全体で高度に保存されていることも判明。これは、T細胞指向性ワクチンが既存のワクチンより新たな変異株に対して耐性があることを示唆している。

長年、T細胞免疫とT細胞駆動ワクチン設計の卓越した専門家と見なされてきたEpiVaxの研究者や共同研究者は、SARS-CoV-2ワクチン、EPV-CoV19を開発してきた(developing a SARS-CoV-2 vaccine, EPV-CoV19 )。HLAトランスジェニックマウスでの前臨床免疫研究で、EPV-CoV-19は、安全なCOVID-19ワクチンの特徴である強力な1型偏向T細胞反応を活性化させた。 

本研究の意義について尋ねられた、EpiVaxのワクチン研究部長、Lenny Moise博士は「COVID-19ワクチン研究により、中和抗体が防御に絶対必要なものではないことが明らかになっている。T細胞は早期防御に役割を果たしている可能性がある。われわれは、安全で効果的なT細胞標的ワクチンの開発を促すT細胞免疫の引き金を発見した」と語った。

今回発表した研究論文の無料オンライン版は、以下のNPJ Vaccinesを参照(here )。

▽EpiVaxについて

EpiVaxは、T細胞エピトープ予測、免疫調節、迅速なワクチン設計の専門知識を有するバイオテクノロジー企業である。EpiVaxの治療薬、ワクチン用の免疫原性スクリーニングツールキット、ISPRIおよびiVAXは、世界中の著名企業の研究推進で採用されている。

EpiVaxの詳細については、www.epivax.com を参照。

EpiVaxのSARS-CoV-2ワクチン候補(EPV-CoV19)の詳細については、以下から問い合わせを。(https://epivax.com/pipeline/epv-cov19 )

▽報道関係問い合わせ先
Katie Porter
Business Development Manager
EpiVax
kporter@epivax.com

Logo - https://mma.prnasia.com/media2/542055/EpiVax_Logo.jpg?p=medium600

 

ソース: EpiVax Inc.
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