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「侍・忍者」の「動き」にインスパイアされたメディア芸術作品を2月9日より中部国際空港で展示開始

Agency for Cultural Affairs, Government of Japan CULTURE GATE to JAPAN Initiative
2021-02-17 12:36 3252

文化庁による「CULTURE GATE to JAPAN」プロジェクト

【愛知2021年2月17日PR Newswire】2021年2月9日から中部国際空港セントレアにて、文化庁による文化発信プロジェクト「CULTURE GATE to JAPAN」の展示が始まり、映像作家の重田佑介が制作したアート作品が公開されました。2月26日からはもう1組のアーティストであるユーフラテスによる作品も加え、計2組のアーティストによるアート作品を空港およびWebサイトにて展示、日本の文化の魅力をメディア芸術作品を通じて広く世界へ発信していきます。

「関ケ原山水図屏風」 重田佑介
「関ケ原山水図屏風」 重田佑介

〈中部国際空港の開催概要〉

中部国際空港の展示テーマは「MOTION」。2組のアーティストが、日本古来の戦士「侍・忍者」の「動き」にインスパイアされた作品を展示します。

中部国際空港のある愛知県を中心とした中部地方は、武士(侍)による戦乱が続いた時代(15世紀末〜16世紀末)に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という代表的な武士を輩出したエリア。古城や合戦場跡などが多く残っており、なかでも「関ケ原古戦場」は、その後の日本の歴史の大きな分岐点となった「関ケ原の戦い(1600年)」の舞台として知られています。

そんな激動の時代の裏では忍者も活躍しました。多くの忍者を輩出したと伝えられる三重県伊賀市、滋賀県甲賀市もこのエリアの近くにあります。

参加アーティストのユーフラテスは、モノの動きやカタチなど、表現の背後にある法則を研究しながら、新しい視覚体験を生み出すクリエイティブグループです。諜報活動を行う忍者の「気配」に着目したインスタレーション作品を制作します。

もう一人の参加アーティスト、重田佑介は、ピクセル・ドットの世界観でプリミティブな動きから物語を生み出す映像・アニメーション作家です。侍たちの戦いの様子を描いた日本の伝統的な絵画様式「合戦図屏風」をアレンジし、侍たちの動きのダイナミズムからインスパイアされた、動く合戦図屏風を制作します。

  • 日 時: 2021年2月 9日〜 (ユーフラテスの作品は2月26日〜公開)
  • 場所: 中部国際空港
    第1ターミナル到着ロビー
  • 入場料: 無料
  • 展示テーマ: MOTION 侍や忍者の動きを表現
  • 作品タイトル: 「気配の箱」 ユーフラテス
  • 「関ケ原山水図屏風」 重田佑介
  • アーティスト:クリエイティブグループ ユーフラテス

クリエイティブグループ ユーフラテス
クリエイティブグループ ユーフラテス

慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の卒業生により2005年設立。さまざまな「研究」を基盤として活動しているクリエイティブグループ。研究活動から生まれる表現にこそ根源的な面白さがあるという考えのもと、映像・アニメーション・書籍・展示などを通した新しい表現の開発やメディアデザインに取り組んでいる。近年の活動に、NHK -Eテレ『ピタゴラスイッチ』『2355・0655』『考えるカラス』『テキシコー』の映像制作、小学生向け映像教材『目で見る算数』(教育出版)がある。主な受賞に、NewYork ADC Gold Prize、D&AD賞 Yellow Pencilなど。

映像作家 重田佑介

映像作家 重田佑介
映像作家 重田佑介

1981年生まれ。映像原理への興味を軸に、アニメーションを用いたインスタレーションを手がける映像作家。デジタルにおける映像との関わり方をテーマに活動。近年はピクセル表現に着目したアニメーション作品を多く制作、展示やイベントなどで発表している。主な受賞に、『がそのもり』で第16回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出、『お話の力学』で第12回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出など。

<CULTURE GATE to JAPANとは>

CULTURE GATE to JAPANは、文化庁による新たな形の文化発信プロジェクトで、2021年2月から全国7空港と、東京国際クルーズターミナルで順次開始されています。本プロジェクトは、メディア芸術のフィールドで活躍するアーティストやクリエイターが各エリアの文化を題材にしたアート作品を展示し、日本文化の魅力を発信しています。展示場所は、新千歳空港、成田国際空港、東京国際(羽田)空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、那覇空港、東京国際クルーズターミナルです。

いま世界は新型コロナウイルスの影響を受け、新しい文化や人々との出会いが困難な状況になっています。しかし、だからといって芸術と人、文化の交流が途切れてしまうべきではありません。私たちは本プロジェクトを通じて、世界中の人々に、見知らぬ文化と出会う驚きや喜びを提供し続けていきたいと考えています。

中部空港での展示についてはこちら
中部空港での展示についてはこちら

主催 : 文化庁「令和2年度空港等におけるメディア芸術日本文化発信事業」
公式ウェブサイト: https://culture-gate.jp/ja
中部空港での展示についてはこちら:https://culture-gate.jp/ja/exhibition/motion

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本事業のPR事務局は、株式会社wondertrunk&co.が担っております。

ソース:CULTURE GATE to JAPAN 事務局

画像添付リンク:

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キャプション: 「関ケ原山水図屏風」 重田佑介

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キャプション:クリエイティブグループ ユーフラテス

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キャプション:映像作家 重田佑介

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キャプション:中部空港での展示についてはこちら

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: Agency for Cultural Affairs, Government of Japan CULTURE GATE to JAPAN Initiative
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