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琉球王国の「記憶」を表現したメディア芸術作品を2月13日より那覇空港で展示開始

文化庁による「CULTURE GATE to JAPAN」プロジェクト
Agency for Cultural Affairs, Government of Japan CULTURE GATE to JAPAN Initiative
2021-02-17 11:57 5483

【那覇2021年2月17日PR Newswire】2021年2月13日から那覇空港にて、文化庁による文化発信プロジェクト「CULTURE GATE to JAPAN」の展示が始まりました。ビジュアルアーティスト・プログラマーの比嘉了、アニメーター・イラストレーターのぬQの計2名のアーティストが琉球王国をモチーフに制作したアート作品を空港およびWebサイトにて展示し、日本の文化の魅力をメディア芸術作品を通じて広く世界へ発信していきます。

「ポートレート、ランドスケープ」 比嘉了/「新古今おもてなしチャンプルー」 ぬQ '
「ポートレート、ランドスケープ」 比嘉了/「新古今おもてなしチャンプルー」 ぬQ '

〈那覇空港の開催概要〉
日本の南国リゾート地として知られる沖縄にある那覇空港の展示テーマは「MEMORY」。鮮烈なビジュアルを生み出すアーティストたちが、かつてこの地に存在した陽光と色彩にあふれる琉球王国の「記憶」を現代に接続します。

沖縄には1429年から1879年の450年間にわたって、琉球王国と呼ばれる国が存在していました。琉球王国は日本や中国、朝鮮、東南アジアとの交易のなかで独自の豊かな文化を発展させていました。独特の自然観を反映した史跡や、紅型に代表される色彩豊かな工芸品など、現代の沖縄でもその文化の一端に触れることができます。

参加アーティストの1人、比嘉了は高度なプログラミング技術を駆使する、沖縄県出身のビジュアルアーティストです。琉球王国の象徴であり、2019年の火災によってその大部分を焼失した首里城の3Dモデルを活用し、デジタル空間上で琉球王国の歴史と精神世界を表現します。

もう1人の参加アーティスト、ぬQはポップな色彩とレトロな世界観が特徴のアニメーション作家です。ぬQは琉球王国の歴史と観光地としての沖縄の現在を掛け合わせた壁画を制作します。

■日 時: 2021年2月 13日〜

■場 所: 那覇空港

比嘉による作品:3F国際線エリア「ふくぎホール」

ぬQによる作品:2F 国内線出発保安検査所C前(※)

※上記場所での展示は3月9日まで。3月13日より2F国際線チェックインカウンター跡地にて

再公開。
■入場料: 無料

■展示テーマ:: MEMORY 琉球王国の文化の記憶を現代に接続する

■作品タイトル:「ポートレート、ランドスケープ」 比嘉了

「新古今おもてなしチャンプルー」 ぬQ

■アーティスト:

ビジュアルアーティスト・プログラマー 比嘉了

ビジュアルアーティスト・プログラマー 比嘉了
ビジュアルアーティスト・プログラマー 比嘉了

1983年沖縄県生まれ。コンピューターをツールに新しい表現を生み出す、ビジュアルアーティスト・ プログラマー。リアルタイム3Dグラフィックス、コンピュータービジョン等の高度なプログラミング技術と多種多様なプロジェクトに関わった経験を生かし、インスタレーション、舞台演出、VJing、ライブパフォーマンス、VR作品など幅広い制作活動を行う。 2019年にBackspace  Productions Inc.を設立。近年の主な仕事に、「millennium parade」3Dライブ映像演出、「PUNPEE "Sofa Kingdomcome"」AR映像演出など。

アニメーション作家・イラストレーター ぬQ

アニメーション作家・イラストレーター ぬQ
アニメーション作家・イラストレーター ぬQ

ポップでコミカルな作風で新たな表現を生み出すアニメーション作家。奇抜な色彩とダイナミックな動きのある表現を得意とし、CMやMV、イラストなどを幅広く手がける。主な受賞に、『ニュ~東京音頭』で第18回学生CGコンテスト最優秀賞、第16回文化庁メディア芸術祭  アニメーション部門  審査委員会推薦作品選出、『サイシュ〜ワ』で第23回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 審査委員会推薦作品選出など。近年の主な仕事に、水曜日のカンパネラ『見ざる聞かざる言わざる』MV、十和田市現代美術館『冬眠映像祭Vol.1 かいふくのいずみ ―インディペンデント・アニメーション、最前線!』参加など。

<CULTURE GATE to JAPANとは>

CULTURE GATE to JAPANは、文化庁による新たな形の文化発信プロジェクトで、2021年2月から全国7空港と、東京国際クルーズターミナルで順次開始されています。本プロジェクトは、メディア芸術のフィールドで活躍するアーティストやクリエイターが各エリアの文化を題材にしたアート作品を展示し、日本文化の魅力を発信しています。展示場所は、新千歳空港、成田国際空港、東京国際(羽田)空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、那覇空港、東京国際クルーズターミナルです。

いま世界は新型コロナウイルスの影響を受け、新しい文化や人々との出会いが困難な状況になっています。しかし、だからといって芸術と人、文化の交流が途切れてしまうべきではありません。私たちは本プロジェクトを通じて、世界中の人々に、見知らぬ文化と出会う驚きや喜びを提供し続けていきたいと考えています。

那覇空港での展示についてはこちら
那覇空港での展示についてはこちら

主催 :文化庁「令和2年度空港等におけるメディア芸術日本文化発信事業」                

 

公式ウェブサイト: 

https://culture-gate.jp/ja


那覇空港での展示についてはこちら:

https://culture-gate.jp/ja/exhibition/memory

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本事業のPR事務局は、株式会社wondertrunk&co.が担っております。

画像添付リンク:

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キャプション: 「ポートレート、ランドスケープ」 比嘉了/「新古今おもてなしチャンプルー」 ぬQ '

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キャプション: ビジュアルアーティスト・プログラマー 比嘉了

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キャプション: アニメーション作家・イラストレーター ぬQ

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キャプション: 那覇空港での展示についてはこちら

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: Agency for Cultural Affairs, Government of Japan CULTURE GATE to JAPAN Initiative
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