【シンガポール2020年12月10日PR Newswire=共同通信JBN】世界をリードするデジバルバンクであるWeBankは、2020年12月7日から11日まで世界で初めて週にわたって24時間通しで開催されるデジタルと実物のハイブリッドイベントSingapore Fintech Festival(SFF)とSingapore Week of Innovation and Technology(SWITCH)2020にバーチャルで参加した。オーディエンスは世界のイノベーションと技術のコミュニティーから参加の650人を超す講演者、150のコンテンツパートナー、参加者を引き付ける200のセッションとデジタルプラットフォーム上の900以上の出展者にアクセスすることができた。
WeBankは3年連続でSFFに参加している。SFF 2019ではシンガポール共和国首相がWeBankのブースを訪問した。今年、WeBankはフィンテックにおける同社最新の成果を持ち込み、デジタル経済時代のデジタル化イネブラーになるコミットメントを説明した。
WeBankの執行副社長兼最高情報責任者(CIO)、Henry Ma氏は、「From 1 to 100 – The Future of Blockchain Consortium Building(1から100-ブロックチェーン・コンソーシアム構築の将来)」セッションで、オープン・コンソーシアムチェーンに関する知見を共有した。同氏は「オープン・コンソーシアムチェーンの構想によってブロックチェーンアプリケーションの迅速な進展と展開が実現するアプローチが始まり、その先に向かって有機的に成長する十分な余地も生じる」と述べた。
Ma氏はマカオ・ブロックチェーン健康コードと広東健康コードの相互評価システムも明らかにした。それはデジタル経済時代における、クロスボーダーで信頼に基づくコラボレーションを構築するための最先端テクノロジー(あるいは新しいデジタルインフラ)を導入した典型的なデジタル化の事例である。
新しいデジタルインフラは企業間の信頼のメカニズムを発展させる触媒となり、より深く、より広い信頼のコラボレーションへと導く。WeBankは創立時から様々なデジタルインフラ・ソリューションを研究、応用してきた。それはフェデレーテッドAIテクノロジー・イネブラーのFATE、オープン・コンソーシアムチェーン・プラットフォームのFISCO BCOS、ビッグデータプラットフォーム向けのワンストップでオープンソースのスーツケースWeDataSphereなどである。こうしたオープンソースプロジェクトは、より多くのパートナー・コミュニティーがデジタル化の道を進むにつれて、徐々に採用されている。
WeBankは世界の大手デジタルバンクリーグの技術革新者として、SFF x SWITCH 2020のバーチャルブースで具体的なフィンテック機能とソリューション使いながら、テーマである「New Infrastructure for Digital Economy(デジタル経済の新インフラ)」を強調した。WeBankは初めて、そのIT管理の中核であるEnterprise Command Centerの実空間を、バーチャルツアープログラムによってオンラインに移行した。そこでは完全オンラインによるデジタルバンクの日常業務の没入的体験が展開された。また、同ツアーではAI、ブロックチェーン、クラウドコンピューティング、ビッグデータといった分野の最新の研究とイノベーションも紹介された。
*AIに関し、WeBankはフェデレーテッドAI協調エコシスエム、新世代ヒト・コンピューターインタラクション、AIマーケティング、AI資産管理における一連のイノベーションを紹介した。
*WeBankはインフラプラットフォームのFISCO BCOS、ミドルウエアキットのWeBase、そして識別認証、データ連携、クロスチェーンとプライバシー保護といったアプリケーションや実際的事例などの総合オープン・コンソーシアムチェーンを備えたSG Blockchain Village(シンガポール・ブロックチェーンビレッジ)を明らかにした。
*クラウドコンピューティングにより、WeBankは分散型アーキテクチャーを利用した、独自のオープンバンキング・インフラを介したプラグアンドプレー・ソリューションを提供することが可能になる。IT管理ツールのWeCubeとバーチャルフィンテック・ラボのOpen Zoneを使い、WeBankはタイム・ツー・バリュー、実効性スケール、コストの回収効率性を高めながらインターネット+金融を革新する。
*オープンソースで金融グレードのビッグデータプラットフォームWeDataSphereによって企業はビッグデータ・インフラを開発、展開、運用、管理することが実現し、2億5000万人以上の顧客をオンラインでサポートする。