【深セン(中国)2022年2月14日PR Newswire=共同通信JBN】世界をリードするデジタルバンクであるWeBankがForbes Blockchain 50 2022に選ばれた。この先導的指標は、分散型台帳技術の採用を主導して世界のブロックチェーン市場の影響力拡大を反映する大手企業を評価している。WeBankは、コンソーシアムチェーン技術に関する極めて優れた研究開発と共に、コンソーシアムチェーンの積極的なエコシステム構築に向けた継続的取り組みが評価された。WeBankは、China Beijing Green Inclusive Network Technology Co., Ltd(「Green Inclusive」)が開発した「Green Inclusive Cloud」をベースとする「Green Bud Points」にオープンソースのコンソーシアムチェーン技術を提供した。それは環境に配慮した日々の行動をブロックチェーン上に記録し、その行動についてクーポンやギフトと交換できるクレジットと引き換えることで、一般社会に二酸化炭素排出量の削減を奨励するものだ。
国連の持続可能な開発目標の提携プロジェクトであるGreen Bud PointsはGreen Inclusive Cloud上に構築されている。その目的は、さまざまな環境保護活動に伴う二酸化炭素排出量を数値化して計算することにより、環境に配慮した低炭素なライフスタイルを推進することだ。Green Bud Pointsは、ユーザーの二酸化炭素排出量の削減記録をチェーン上に保存する。そして基盤であるブロックチェーン技術によって記録の発行と配布が確実に透明かつ追跡可能であるため、すべてのユーザーと関係者の信頼を確保することができる。Green Bud Pointsは2021年に、2500トン以上の二酸化炭素排出量の削減を記録した。
Green Inclusive Cloudは、オープンソースブロックチェーン技術を提供するというWeBankの長期的な約束で明らかになった、多数の実地応用の中の1つである。WeBankはブロックチェーン基盤プラットフォームのFEICO BCOS、そして身元認証とトラステッドデータ交換のソリューションであるWeIdentityの開発を主導するなど、これまでに10を超えるブロックチェーン技術をオープンソース化している。FISCO BCOSとWeIdentityを実装することで、広東とマカオの間のHealth Code Mutual Recognition Systemは個人データを直接交換することなく、信頼性が高くて規則に準拠した情報認証を境界を越えて実現する。2020年5月から2021年末までに、このシステムを利用した1億を超える越境流通が中国本土とマカオ間の税関を通過した。
WeBankはテクノロジーを提供する他にも、コンソーシアムチェーンのエコシステム構築に戦略的な重点を置いている。2021年末までに、WeBankが支援するFISCO BCOSコミュニティーはブロックチェーンの業界エコシステム設立に参加する70000人以上の個人開発者、3000を超える企業や機関を集めた。行政、金融、農業、社会福祉、エンターテインメント、サプライチェーン、IoTなどに向けた200以上のアプリケーションが本番環境で安定的に稼働している。
WeBankのHenry Ma執行副社長兼最高情報責任者は「WeBankが世界を先導するデジタルイネーブラーになる戦略において、イノベーションとテクノロジーは常にその中核である。これからの数年間で、現実経済に寄与して金融包括を進めるために、高度なテクノロジーを使用する機会がさらに多くなると当社は予想している。WeBankは最先端のブロックチェーンやその他のフィンテックの能力によってエコシステムのパートナーと協力し、業界を超えたデジタルトランスフォーメーションを推進し、公平で持続可能なグリーン開発の道を追求する」と述べた。
ソース:WeBank Co Ltd