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RedHill Biopharma社がオパガニブを使用したCOVID-19 (新型コロナウイル感染症) に関する米国第II相試験の被験者の登録を完了 - データは数週間後に利用可能になる予定

RedHill Biopharma Ltd.
2020-11-20 06:00 402

COVID-19で重度の肺炎にかかった40名の入院中の患者を対象とした、オパガニブの安全性と初期有効性の兆候を評価する米国第II相試験への被験者の登録が完了しました

これと平行して行われている重度のCOVID-19患者にオパガニブを経口投与するグローバルの第II/III相試験では、総被験者270名の約50%にあたる登録が完了し、主要なデータは2021年第1四半期に報告されます

緊急使用の申請が行われるのは早ければ2021年第1四半期

オパガニブ特有の抗炎症性と抗ウイルス性の二重活性は、COVID-19による疾病の原因と影響に作用します。宿主細胞を標的にし、ウイルス突然変異による抵抗性を最小にする潜在的可能性を持っています。 

テルアビブ (イスラエル) およびローリー (米国ノースカロライナ州)

2020年11月 20日

/PRNewswire/ -- 生物医薬品を専門とする企業であるRedHill Biopharma社 (Nasdaq:RDHL) (以後「RedHill」または「当社」) は、本日、重度のCOVID-19による肺炎で入院している患者を対象にオパガニブ (Yeliva®、ABC294640)[1]を使用する米国第II相試験の被験者登録について、最後の患者の登録が完了したことを発表しました。この試験は統計的有意性を持つことを意図して行われるものではありません。主要なデータは数週間後に利用可能になる予定です。

重度のCOVID-19患者に経口でオパガニブを投与する、今回の米国における第II相研究への被験者の登録が完了したことは、重要なマイルストーンとなるものです。主要な安全性に関するデータがわずか数週間後には揃い、オパガニブが持つ潜在的可能性に対する理解も深まるでしょう。これと平行して当社のグローバル第II/III相試験では、総被験者の約50%にあたる登録が済みました。そして今後数日のうちに最初の事前計画された安全性分析を行う予定になっています。主要なデータは2021年第1四半期に報告されるでしょう。当社は計画されている緊急使用の許可申請をサポートするためのしっかりしたデータセットを編集中です。これは、試験の成功の度合いにもよりますが、次の四半期までにはまとまることが期待されています」とRedHill社の医学ディレクターで医師のMark L. Levitt博士が語っています。「オパガニブ特有の二重の機序である抗炎症性と抗ウイルス性により、COVID-19の原因と影響に対して作用することが実証されています。加えて、オパガニブはウイルスそのものではなくウイルス複製に関わる宿主細胞のコンポーネントに対して作用するので、突然変異したウイルスの出現による抵抗の問題を最小化できる可能性があります。opaganibのコンパッショネート使用 (代替療法がない等の限定的状況において未承認薬の使用を認める制度)[2]で治療を受けた重度のCOVID-19患者からの有効なデータを考慮すると、またopaganibには抗SARS-CoV-2活性の可能性があることが生体外で実証されたことを考慮すると、米国第II相研究からのデータを見ることが非常に楽しみです。また、opaganibの緊急使用の許可申請に関するグローバル第II/III相の開発プログラムが迅速に完了することが期待できます。」

オパガニブに関する無作為抽出、二重盲検、プラセボ対照の第II相試験(NCT04414618)に全米の臨床現場から40名の患者が被験者として登録されました。この研究は統計的重要性を持つことを意図して行われるものではなく、安全性の評価と有効性の兆候を特定することに焦点を当てています。この試験で患者は、標準的な治療に加えて、オパガニブまたはプラセボを投与する群に1:1の比率で無作為に振り分けられました。試験の主要な目的は、最長で14日間にわたる治療の過程において、総合的な酸素需用量の減少を評価することです。二次エンドポイントには、酸素需用量を50%減少させるのに要する期間、14日目に発熱のない患者の割合、および14日目の鼻腔用綿棒による検査で陰性を示す患者の割合が含まれます。

これと平行して、重度のCOVID-19の肺炎患者に対するオパガニブのグローバル第II/III相試験(NCT04467840) では約50%の登録が完了しており、主要なデータは2021年第1四半期に報告されることが期待されています。試験は21の臨床現場で実施されており、全体で270名の患者の登録が行われる予定です。試験に登録された最初の70名の患者からの安全性データに関する「データ安全性モニタリング委員会 (DSMB)」による最初の非盲検レビューは、今後数日のうちに行われる予定です。DSMBによる非盲検無益中間分析 (その治験や治療がこれ以上続けても優越性・非劣性が検証できそうもないかどうかをチェックする目的での中間解析) は、今後数週間のうちに行われ、第一次エンドポイントに達した最初の135名の被験者からのデータが評価されます。この試験は、有効性の評価に焦点を当てて進められています。この試験は英国、イタリア、ロシア、メキシコ、ブラジル、およびイスラエルで承認されていますが、さらなる広がりを見せています。

オパガニブの臨床試験は、緊急使用の申請をサポートするものになることを期待されており、肯定的な結果が揃えば、2021年第1四半期にも申請されるでしょう。

オパガニブ (ABC294640、Yeliva®)について

新規化学物質のオパガニブは、当社が独占所有し、この薬剤群初となる経口投与スフィンゴシンキナーゼ2 (SK2) 選択的阻害薬です。抗炎症性と抗ウイルス性の2つの効力が示されており、ウイルス複製に関わる宿主細胞のコンポーネントを標的にしてウイルス抵抗性を最小にする潜在的可能性があります。また、オパガニブは抗癌活性も示しており、腫瘍やウイルス、炎症、および胃腸病など複数の疾患を標的にできる可能性があります。

オパガニブ は、胆管癌の治療に関して米国食品医薬品局 (FDA) からオーファンドラッグの指定を受けています。また、進行性胆管癌の第IIa相試験と前立腺癌の第II相試験でも評価を進めています。また、オパガニブはグローバル第II/III相試験およびCOVID-19の治療に関する米国第II相試験でも評価されています。

臨床前データでは、オパガニブの抗炎症性と抗ウイルス性の両方の活性が実証されました。肺炎などの炎症性肺障害を減少させて、肺の線維性損傷を軽減する可能性があります。オパガニブはCOVID-19の原因となるSARS-CoV-2ウイルスに対して強力な抗ウイルス性の活性があることを実証しています。ヒトの肺の気管支組織の生体外モデルでは、ウイルス複製を完全に阻害しました。加えて、臨床前のin vivo研究[3]では、オパガニブによりインフルエンザウイルスへの感染による致死率が減少すること、また、緑膿菌の誘因による肺の損傷が気管支肺胞の洗浄液におけるIL-6とTNFアルファのレベルを減らすことで改善されることが実証されました。

オパガニブ は、元々は米国に拠点を置くApogee Biotechnology社が開発したもので、腫瘍、炎症、GI、および放射線防護の各モデルにおける複数の臨床前研究が成功裏に完了しています。また、進行した固形腫瘍を持つ癌患者の第II相臨床試験や、複数の骨髄腫における追加的な第II相試験も成功して完了しています。

コンパッショネート使用プログラム下で、COVID-19患者 (WHOの通常の尺度で分類) がイスラエルの代表的な病院でオパガニブによる治療を受けました。これらの最初の重度のCOVID-19患者に対するオパガニブによる治療のデータが発表されました[2]。治療アウトカムの分析では、これは、同病院において後ろ向きに一致させたケースコントロールのグループと比較した場合、コンパッショネート使用によるオパガニブで治療を受けた患者において、臨床上の転帰と炎症マーカーの両方で大きな利点があることが示されました。対応するケースコントロールのグループの33%では挿管や人工呼吸器を必要とした一方で、オパガニブで治療を受けたグループではすべての患者が、挿管や人工呼吸器を必要せずに退院しました。オパガニブで治療を受けたグループでは、高流量の鼻カニューレの装着期間の中央値が10日まで短縮されました。これに対して、対応するケースコントロールのグループの場合、その期間は15日でした。

オパガニブの開発 は米国の連邦政府と州政府の機関(NCI、BARDA、米国防総省、FDAのオーファン製品開発局など)からApogee Biotechnology社に与えられた補助金と契約によってサポートされています。

オパガニブの進行中の試験 は www.ClinicalTrials.govに登録されています。これは米国国立衛生研究所におるウェブベースのサービスで、公的および私的にサポートされる臨床試験に関する情報への公的なアクセスを提供しています。  

RedHill Biopharma社について   

RedHill Biopharma社 (Nasdaq:RDHL) は生物医薬品を専門とする企業で、主に胃腸疾患および感染症に注力しています。RedHill社は、モバンティック®(非癌性痛を伴う成人のオピオイド誘発性便秘治療薬)[4]タリシア® (成人のヘリコバクター・ピロリ菌 (H. pylori) 感染症治療薬)[5]、およびAemcolo®(成人の旅行中の下痢治療用)[6] を販売しています。RedHill社の主要な臨床後期治験用開発プログラムには次のようなものがあります。(i) RHB-204、 肺の非結核性抗酸菌(NTM)による感染症に対して計画された第III相試験;(ii) オパガニブ(Yeliva®、この薬物群初となる複数の症状を標的にするSK2選択的阻害薬で、COVID-19用の第II/III相試験および前立腺癌と胆管癌に関する第II相試験が進行中;(iii) RHB-104、クローン病に対する最初の第III相試験であり、良好な結果が得られた;(iv) RHB-102ベキンダ®)、急性胃腸炎と胃炎に対する第III相試験であり、良好な結果が得られた。またIBS-Dに対する第II相試験でも良好な結果が得られた;(v) RHB-107、 癌および炎症性の胃腸疾患を標的にした第II相試験の段階にある薬物群初となるセリン・プロテアーゼ阻害剤。またCOVID-19に対する評価も進行中;(vi) RHB-106;カプセル型腸管前処置剤。当社に関する詳細はwww.redhillbio.comを参照してください。

このプレスリリースは1995年私募証券訴訟改革法における「前向きな声明」を含んでいます。こうした声明は「意図する」、「かもしれない」、「なるだろう」、「計画している」、「期待する」、「予期する」、「構想する」、「予想する」、「見積もる」、「目標とする」、「信じる」、「期待する」、「潜在的可能性がある」、またはこれらに類似した言葉で表現されていることがあります。また、オパガニブを評価する米国第II相臨床試験のデータを報告するタイミングや、可能性としてオパガニブの緊急使用の許可申請をするタイミングについての声明を含んでいます。オパガニブのグローバル第II/III相試験に関する、主要なデータ、安全性分析、および非盲検無益中間分析の報告。前向きな声明は何らかの仮定に基づくものであり、さまざまな既知または未知のリスク、および不確実性の対象となることがあります。そして、その多くは同社のコントロールの及ばない範囲にあり、予測や定量化ができません。その結果として、実際の結果は、前向きな声明によって表現されたものや含意されたものとは、大きく異なる場合があります。こうしたリスクや不確実性には、次のようなものがありますが、これらに限定されるものではありません。当社のオパガニブを評価する第II/III相試験が成功しないリスク、データの受け取りが遅延して緊急使用の許可申請ができないリスク、あるいは緊急使用の許可申請ができたとしてもの遅延するリスク、オパガニブを評価する米国第II相臨床試験が成功しないリスク、そしてこの臨床試験のデータ報告が遅延するリスク、当社が特定の地域におけるオパガニブの第II/III相試験を実施しないリスク、当社がこの研究を追加的な国で実施しない、または成功しないリスク、登録や主要なデータの報告、安全性分析、および/もしくは非盲検無益中間分析の報告が遅れるリスク、オパガニブで治療を受けたその他のCOVID-19患者で臨床上の改善がまったく示されないリスク、COVID-19の治療に対するオパガニブの有効性があったとして、それを評価することが困難であることを含め、現時点では理解が進んでいないが、病気を初期段階で発見することへの取り組みが今後進展するリスク、COVID-19の治療とワクチンを開発する他企業の競争が激化するリスク、コンパッショネート使用プログラム下でオパガニブを使用することで重大な有害事象を呈する患者が出ることのリスク。さらに、次に関連したリスクや不確実性もあります:(i) 当社の研究、製造、臨床前研究、臨床試験、およびその他の治療法の候補の開発努力の開始、タイミング、進行、および結果。そして、将来的に取得または開発するものを含む商品の商業的立ち上げのタイミング;(ii) 治療法の候補を臨床試験に進めることができる当社の能力、または臨床前研究または臨床試験を成功裏に完了させる当社の能力;(iii) 当社が行うことを要求されるかもしれない追加的な試験の範囲、数、および性質。当社の治療法候補の規制上の承認の受理。およびその他の規制のための申請、承認、およびフィードバックのタイミング;(iv) 当社の治療法の候補とタリシア®の製造、臨床開発、商業化、および市場での受け入れ;(v) モバンティック®、タリシア®、およびAemcolo®を成功裏に商業化し、促進する当社の能力。(vi) 企業間のコラボレーションを確立し、維持する当社の能力。(vii) 米国での師範が承認された製品を獲得する当社の能力。この能力により商業的成功が達成され、同社自身のマーケティングと商業化の能力を構築して維持することができる;(viii) 当社の治療法の候補に関する特性と特徴の解釈、および治療法の候補のリサーチ、臨床前研究または臨床試験で得られた結果;(ix) 当社のビジネスモデル、ビジネスの戦略計画、および治療法の候補の遂行;(x) 当社が、治療法の候補と商品に関する知的所有権のために確立して維持できる保護の範囲。そして、他者の知的所有権を侵害せずにビジネスを経営する当社の能力。(xi) 当社が知的所有権をライセンスした相手方の当事者が、当社に対する責務を果たさないこと。(xii) 当社の経費、将来の収益、資本要件、および追加資金の必要性に関する推定;(xiii) 当社の拡大アクセスプログラム下で治験薬を使用することで患者が有害事象を被った場合の影響;そして、(xiv) 当社と同業種の他社との競争、およびテクノロジー上の競争。当社および前向きな声明の実現に影響するリスク要因についての詳細な情報は、2020年3月4日にSECに提出したフォーム20-Fに関する当社の年次報告書を含む、当社が証券取引委員会(SEC) に提出した申請書の中に記載されています。このプレスリリースに含まれるすべての前向きな声明は、このプレスリリースの日付現在においてのみ有効です。法律によって要求される場合を除き、当社は、口頭もしくは文書による前向きな声明を、新しい情報、将来的な出来事またはその他の理由で更新するいかなる義務をも負いません。

注:このプレスリリースは便宜目的で提供されたものであり、当社が公開した英語の公式なプレスリリースの翻訳版です。

参考文献:

[1] オパガニブは治験用の新薬であり、商業上の利用はできません。

[2] [2] Kurd R、Ben-Chetrit E、Karameh H、Bar-Meir M、重症のCOVID-19患者に対するオパガニブのコンパッショネート使用。medRxiv 2020.06.20.20099010; doi: https://doi.org/10.1101/2020.06.20.20099010

[3] Xia Cおよびその他。スフィンゴシンキナーゼの一時的抑制は、インフルエンザA型ウイルスに感染したネズミを保護する。Antiviral Res. 2018年10月、158:171-177. Ebenezer DLおよびその他。緑膿菌 は核スフィンゴシン-1-リン酸の生成および肺の炎症性損傷の後成的な調整を促進する。Thorax. 2019年6月、74(6):579-591.

[4]モバンティック® (ナロキセゴール) の処方に関する全情報の参照先:www.Movantik.com。 

[5]タリシア® (オメプラゾールマグネシウム、アモキシシリン、およびリファブチン) の処方に関する全情報の参照先:www.Talicia.com。 

[6] Aemcolo® (リファマイシン) の処方に関する全情報の参照先:www.Aemcolo.com

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ソース: RedHill Biopharma Ltd.
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