【マドリード2020年2月27日PR Newswire=共同通信JBN】ATCA(航空交通管制協会)(Air Traffic Control Association )とCANSO(民間航空交通管制業務提供機構)(Civil Air Navigation Services Organisation )は、World ATM Congress(世界航空交通管理会議)(Maverick Awards presented by World ATM Congress )が授与する第1回Maverick Awards(マーベリック賞)の最終候補を発表した。同賞は、航空交通管制(ATM)のイノベーション、コラボレーション、持続可能性における優れた業績を顕彰するものである。
ATCAのピーター・F・デュモン社長兼最高経営責任者(CEO)は「世界最大のATM展示会であるWorld ATM Congressは、この1年間にわがコミュニティーが成し遂げた多くの進歩を顕彰、称賛するのに最適な場である。これらの賞は、当業界の最も重要な3本柱であるコラボレーション、イノベーション、持続可能性を表しており、いずれも航空安全の代名詞だ」と語った。
最初の年となる今年は100を超えるノミネートがあり、各部門3つずつ、計9つが最終候補に絞り込まれた。
コラボレーション賞は、共通の目標を達成するため、分野や部門の内部あるいはそれをまたいだ効果的な関係とパートナーシップの重要性を顕彰するものである。
コラボレーション賞の最終候補は以下の通り(アルファベット順)。
イノベーション賞は、パフォーマンス、運用、機能を大幅に向上させる可能性を持った、現在のATM基準に挑戦する新しいアイデア、技術、概念を顕彰するものである。
イノベーション賞の最終候補は以下の通り。
持続可能性賞は、航空の環境への影響を減らし、ATMを通じて航空の環境フットプリントの改善に大きく貢献したリーダー、イニシアチブ、組織を顕彰するものである。
持続可能性賞の最終候補は以下の通り。
CANSOのサイモン・オカール事務局長は「第1回の賞に100を超えるノミネートがあったことは信じられないほどの成果で、ATM業界が一体となって大きく前進している証だ。ノミネートの質は信じられないほど高く、最終候補に残った全員にお祝いを申し上げる。彼らは来年以降の基準を引き上げた!」と語った。
以下の著名な審査員団に深く感謝する。イーモン・ブレナンEUROCONTROL事務局長、テリー・ブリストルFAA航空交通機関(ATO)最高執行責任者、ピーター・F・デュモンATCA社長兼CEO、サイモン・オカールCANSO事務局長、ギルバート・キベ・ケニア民間航空局長、Donna McLean Associates, LLC創業者兼オーナーのドナ・マクリーン氏。
各部門の受賞者は、スペインのマドリードで開催されるWorld ATM Congress 2020のマーベリック賞授賞式で発表される。日時と場所は、3月10日火曜日15:00から16:00、Wing ATM Theatre。授賞式は、ピーター・F・デュモンATCA社長兼CEOとサイモン・オカールCANSO事務局長が主催する。イベントへの登録は無料。詳細と登録については、www.worldatmcongress.org を参照。
詳細については、Abigail Glenn-Chase(abigail.glenn-chase@atca.org )に問い合わせを。
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