【ワシントン2020年2月4日PR Newswire=共同通信JBN】BowerGroupAsia(BGA)は、油木清明(キヨ)氏を2020年2月付で日本事業担当の新たなマネジングディレクターに任命したと発表した。この役職で油木氏は、顧客が日本の主要なステークホルダーに対し効果的に自らを位置付けることを助け、この地域の日本の投資拡大のためにコンサルティングサービスを提供する。油木氏はBGAに加わる以前、日本の主要な経済団体である経団連で傑出した経歴を持ち、経団連の政治的、国際的戦略の開発と実施において主導的役割を果たした。
BGAの社長兼最高経営責任者(CEO)のアーネスト・Z・バウワー氏は「キヨ(油木清明氏)が当社に加わったと発表できることは大変うれしい。日本政府と同国の一流企業との長年の協力によって構築された彼のネットワークと日本の政策、国際商業の深い知識は、インド太平洋地域の現地に展開するわれわれの顧客と当社チームに貴重な知見をもたらす」と語った。
経団連に在籍した30年間を通じて油木氏は国際貿易と投資、防衛、航空宇宙、情報技術、企業家活動、規制緩和、データプライバシーを含む一連の中核的問題を担当した。2013年以降、同氏は経団連の戦略国際イニシアチブを主導し、日米中のトラック1.5対話を助け、日米安全経済提携を強化し日本の中国との政治的関係の構築に尽力した。
油木氏は「BGAの急成長を遂げている日本オフィスを率いる機会を得ることは光栄だ。顧客の事業目標を前進させ、私の国の政治経済的優先事項を支援するためにBGAの同僚と協力することを楽しみにしている」と述べた。
油木氏は、首都ワシントンで経団連および傘下のシンクタンクである21世紀政策研究所(21PPI)の代表を務めた経験から米国政策・産業に専門的な知見を有する。同氏は日米防衛産業協力、日米中の技術経済政策のクロスセクションなど戦略国際問題研究所(CSIS)で複数のプロジェクトを担当した。
油木氏は国家経済安保に関する専門家グループであるTechnology and Security Taskforceのメンバーである。同氏はマサチューセッツ工科大学(MIT)で政治学修士号を、慶応大学経済学部で経済学士号を取得した。
油木氏はBGAのアジア一帯の広範なネットワークに加わる。同社はアジア地域の24カ所のオフィスに145人を擁する。
BowerGroupAsia(BGA)は、インド太平洋地域一帯の対外直接投資を専門とする戦略的コンサルティング企業である。BGAは顧客が世界で最も複雑かつダイナミックな市場を理解することを助け、事業を拡大し問題を解決しアジアで大きな成果を上げるための戦略を開発し実行するため、現地での実際的なサポートと実用的な情報を提供する。詳しい情報はwww.bowergroupasia.com を参照。
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