【深セン(中国)2019年11月18日PR Newswire=共同通信JBN】
*China Hi-tech Fair 2019での新技術・製品の発表は70件超
2019年11月13-17日、中国南部の広東省深センで開かれているChina Hi-tech Fair 2019(2019年中国ハイテク見本市、CHTF 2019)のハイライトは最新の製品・技術の発表である。
イベント開催者によると、出展者により多くのサポートサービスを提供するCHTF 2019は、国内外の科学研究機関や技術企業を招き、彼らがイベントでリリースする新しい製品・技術の販促をサポートしている。
深センに本拠を置くフレキシブルディスプレー・メーカー、Royole Corpのリュー・チーホン最高経営責任者(CEO)は「China Hi-tech Fairは中国の世界的に有名な科学技術展示会として、イノベーション企業にとって優れたディスプレープラットフォームであり、さまざまな国々からの顧客とコネクトするだけでなく、多くのユーザーの製品に関するフィードバックや提案を聞くことができる」と語った。
CHTF 2019は、5日間にわたり約70件の新しい技術・製品の発表を予定している。出展者は基調講演により自社技術・製品のプレゼンテーションを行い、ビジターは製品と技術研究を完全に理解することができる。
CHTF 2019で発表された先端技術・製品は、電子情報、インターネットプラス、省エネ・環境保護、新素材、生物医学的健康、電気光学ディスプレー、スマートシティー、人工知能、先進製造などの分野をカバーしている。
たとえば、中国のハイテク大手ZTEは5G超高解像度インターネットカメラを展示する。このカメラは、ビデオの5G無線伝送が可能となり、顧客が利便性と安定性で投資コストを削減することをサポートする。
China National Nuclear Corpは、同社の原子炉技術であるCNNC Hualong One(HPR 1000)をCHTF 2019で出展する予定である。この技術により、中国は第3世代原子力技術を独自開発した数カ国の1つとなった。またこれは、中国が二酸化炭素排出量を削減し、エネルギーへのアクセシビリティーを向上させるのにも役立つ。
2018年、CHTFでは80回以上にわたり1000超の先端技術・製品が発表された。これには、家電大手TCL Corpによるハイテクテレビ、OLEDサプライヤーのVisionox Coによる折りたたみ式タブレット、新エネルギー車両スタートアップのSingulato Motorsが開発したインテリジェント電気乗用車などが含まれていた。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20191113/2641421-1?lang=0
ソース:CHTF Organizing Committee Office