【北京2019年9月23日 PR Newswire＝共同通信JBN】このほど中国北東部・黒竜江省の黒河市でChina-Russia cross-border Heihe-Yuexing logistics hub（黒河月星中ロ越境物流ターミナル）の起工式が行われた。黒河は中国とロシア間の国際貿易を増加させる上で不可欠な物流チャンネルとなる。
この開所式では、さまざまなプロジェクトにわたる合計16の契約が調印され、総投資額は76億5000万元とされる。
China-Russia cross-border Heihe-Yuexing logistics hubは、中国の大手総合グループで上海を拠点とするYuexing Groupが設立した。その主要事業は都市商業、ホームチェーン、空間カスタマイズ、文化観光産業、工業生産を網羅している。
黒河は黒竜江省の玄関口、そしてロシアとの国境として、経済、テクノロジー、教育といった分野でロシアのブラゴベシチェンスクと友好関係を築いている。黒河のロシアとの貿易は、何年にもわたり着実に増加している。
黒河市幹部のチン・エンティン氏によると、黒竜江省自由貿易試験区の黒河セクションの開設は、黒河が1992年に中国・国境沿いで初めて開放都市の1つになって以来、新たな歴史的機会を象徴するものである。さらにチン氏は、黒河はブラゴベシチェンスクとの協力に取り組み、中国とロシアの国境に沿った越境開発クラスターを構築すべきであると付け加えた。
今年8月、政府は中国（黒竜江省）自由貿易試験区のマスタープランを発表した。同プランによると、黒河を国境の港を備えた越境物流の拠点ならびに中国とロシアの交流・協力に不可欠な基地になることを視野に、20平方キロに及ぶ黒河セクションは青物野菜、事業物流、観光、健康、国境金融といった産業を主に開発する。
さらに、開所式には中国の上位500の上場企業うちの20社以上から代表者が潜在的なビジネスチャンスを求めて黒河に参集した。
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ソース：Xinhua Silk Road Information Service
