【北京2020年10月2日PR Newswire=共同通信JBN】2020 World Canal Cities Forum(2020年世界運河都市フォーラム)が28日、中国東部・江蘇省の揚州で開幕した。
世界の運河都市の持続可能な繁栄と文化観光産業をテーマとするフォーラムは、成功事例の情報を交換し、それを紹介することを目的とし、世界運河都市文化の経験を前進させ、世界の運河都市と運河文化の発展に有益な参考資料を提供した。
このフォーラムでは、国内外の500人の当局者、専門家および学術関係者が運河都市の文化観光産業はいかに長期的で豊かな発展を実現し続けることができるかというトピックを議論し、幅広い合意に至った。
中国人民政治協商会議(CPPCC)第13回全国委員会のLiu Qibao副議長はフォーラムで、中国はGreat Canal(大運河)の優れた保護を推進する取り組みを強化し大運河の国立文化公園の建設計画を発表しており、大運河文化の保護、継承、利用は中国の歴史上最高の時期にあると述べた。
Wu Zhenglong江蘇省省長は、江蘇省はGrand Canal Cultural Belt(大運河文化ベルト)の建設を促進するよう務め、大運河の江蘇省セクションを同省の文化的名刺に築き上げると言及した。
2020 Canal Carnival(2020年運河カーニバル)、2020 World Canal Cities Food Expo(2020年世界運河都市フードエキスポ)などさまざまな活動もイベント開催中に行われ、文化的な魅力をさらに明示し大運河の大きな活力を紹介した。
2007年に創設された毎年開催の世界運河都市フォーラムは、運河都市間の協力を強化し、遺産保護、観光発展、環境ガバナンス、都市建築、大運河の保護、および運河都市間の経済・文化的交流を推進するための有名なプラットフォームになった。