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適切なサイバー攻撃対策をとっている企業はわずか15%、調査で明らかに

セキュリティへの脅威の管理には包括的で持続的なアプローチを
Axis Communications
2019-07-08 09:00 1310

【東京2019年7月8日PRNewswire】Axis Communicationsでは、顧客のサイバー脅威への態度、サイバーセキュリティが顧客のビジネスに与える影響、また攻撃に直面した際の備えがどの程度できていると感じているかをそれぞれ理解するための調査をこのたび実施した。

セキュリティ管理担当者175人への面談による調査の結果、回答したほとんどの企業がサイバー攻撃を現実の今ここにある危険として認識している(87%が優先度の高いリスクとして位置付け)にもかかわらず、適切な防御策を講じていると感じているのはわずか(15%)だった。

回答者の76%が、回答者の主な責任は資産の物理的保護と安全確保であると考えている一方、内部の攻撃要因を脅威として挙げた回答者は誰もいなかった。むしろ、約60%はレガシーシステムが問題であるとしている。こういったシステムは明らかに弱点ではあるが、サイバー脅威は古いものだけでなく最近配備したファームウェアやソフトウェアバージョンにも関係のあることにも注意したい。これは、「脆弱性と脅威を緩和する唯一の方法は製品のセキュリティだ」という一般的な誤解があることを示している。むしろ、企業は多方面からサイバーリスクを管理する必要があるのが現実である。

サイバー脅威に対処するには、明確で実行可能なポリシーや手順を設定し、日常的に正しい対策を講じるなど実用的かつ継続的なアプローチが必要だ。このような包括的な考え方をとることが、さまざまな種類のサイバーセキュリティのあらゆる脅威を管理する唯一の効果的な方法である。

本調査結果のハイライトは以下のとおり。

  • 回答者の87%がサイバーセキュリティは優先度の高いリスクだとするが、十分備えがあると回答したのはわずか15%。
  • 57%が適切な対策がない理由は内部の優先付けと能力の欠如だと認めている。
  • 攻撃が発生した際の原因は、45%はソーシャルエンジニアリングとフィッシングメール、59%はレガシーシステムだったとしている。
  • 社内にサイバーセキュリティの専門家が在籍していると回答したのは35%にとどまった。
  • 26%が過去12カ月間にサイバー攻撃を経験したと回答、28%は攻撃があったかどうか分からないとも回答。
  • サイバー攻撃は結果として企業の財源に損失を与えるだけでなく、顧客との信頼関係も損なう可能性がある。

調査の詳細は、下記URLにて公開中。https://www.axis.com/files/brochure/bc_cybersecurity_report_results_a4_ja_1902_lo.pdf 

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より詳しい情報はwww.axis.comをご覧ください。

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(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: Axis Communications
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