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西安がワンストップ市政サービスプラットフォームを開始

Xi'an Municipal Government
2019-04-11 15:29 2622

【西安(中国)2019年4月11日PRNewswire=共同通信JBN】

*必要書類は60%減少へ

中国陝西省の西安市がワンストップの市政サービスプログラムを開始した。プログラムはオンラインとオフラインで、部局間のデータベース共有を可能にし、住民や企業は書類提出の繰り返しを避けられるようになって、必要書類は60%減少する。

西安がワンストップ市政サービスプラットフォームを公開
西安がワンストップ市政サービスプラットフォームを公開

プログラムは政府部局間でのデータ、情報の流れを促進し、意思疎通の障壁を引き下げ、情報遮断をなくして時間と経費を節約するサービスの実現を目指す。政府の機能とサービスを一体化することで、市政サービスの70%以上が単一の窓口を通じて発注、処理でき、市民がいろんな部局に書類を提出する必要をなくす。

西安のビッグデータソース管理部のボ・ウェイ副部長は「市政サービス実行の遅い対応と非能率の問題に取り組むためにこのプログラムを始めた。内部のワークフローの問題を解決することでワンストップ市政サービス体験を生み出すことができ、これがスマート行政プロセスのモデルと西安のもっと大きいスマートシティ・プロジェクトの極めて重要な要素になる」と語った。

西安はデータの保管、交換、共有、利用の中央ハブを設置し、データ共有、書類照合、サービスの事前予約と処理の迅速で効率的なシステムを作り出した。

ワンストップ市政サービスアプリケーションは3月に、500余りの最も一般的なサービスのハブとして公開された。加えて、込み合う地区にはセルフサービスの装置とメールボックスが配置され、24時間の書類受付、サービス発注と受け渡しが可能になる。アプリは年末までに国と省の行政サービスプラットフォームとつながり、市と周辺市町村のワンガバメント・ネットワークを形成する。

市民の便宜を向上させるため、プログラムはコミュニティセンターや役所で15分のサービス実行規準を適用する。サービスの50%は、今年中はコミュニティセンターを通じて発注でき、2020年までに70%に増える予定。

仲介サービスが必要な人々には、西安市政府は行政サービスネットワーク上でオンライン「仲介サービススーパーマーケット」を導入し、業界の独占問題を避けるためさらに地域間の境界を引き下げる。このアプローチは合意された基準により開放的で公平、公正な市場競争を生み出すと期待される。

▽西安について

中国西部の陝西省省都・西安は3000年を超える歴史を持ち、兵馬俑や古代都市の城壁といった世界に名高い名所を持つ国際的な観光地である。「China's outdoor museum(中国の野外博物館)」とも呼ばれる西安は、中国漢王朝の時代に開通した東と西を商業で結ぶ古代交易ルートのネットワーク、シルクロードの出発点だった。西安は今、国際的大都市を建設するためスマートシティー構築へさらに前進している。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20190410/2431977-1

ソース: Xi'an Municipal Government

ソース: Xi'an Municipal Government