【常州(中国)2017年7月18日PR Newswire=共同通信JBN】果汁原料の世界的生産者の1つであるAgranaは最近、常州国家ハイテク産業開発区(Changzhou National Hi-Tech District)のLife and Health Industrial Parkに製造施設を開設するため2175万ユーロを投資する契約に正式調印した。これは中国に対する同社最大の単一投資案件である。
1988年に設立され、オーストリアを本拠とするAgranaはフルーツ製品や果汁濃縮液、砂糖製品、乳児用乳製品を世界の56の施設で生産している。Agranaの全フルーツ加工事業は総売上高の44%を占める。常州の製造施設はジャム、ジャム原料、果汁濃縮液、フルーツ・野菜製品、調味料の研究・開発と生産が中心となる。
製造施設は2018年末に建設完了、2019年に稼働の予定。施設はダノン、Mengniu、Bright Dairy & Food Co., Ltd、Unilever(Wall's)、Baxyなどの有名企業に製品を供給する。
Agranaは常州国家ハイテク産業開発区に進出する初の欧州食品加工企業である。同開発区には世界の68カ国・地域からの投資があり、フォーチュン500企業の43社を含む1580外資系企業が施設を開設している。常州国家ハイテク産業開発区は、投資額が各1億米ドルを超える33件以上のプロジェクトが自慢で、外国の総投資額は90億ドルを上回る。ランクセス、ティッセンクルップ、Novelisを含む多くの大手多国籍企業が同開発区への投資を選んでいる。
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ソース:The Publicity Department of Changzhou Xinbei District Commission of CCP