【常州(中国)2017年5月26日PR Newswire=共同通信JBN】AAC Technologies Holdingsは5月16日、Changzhou Comprehensive Bonded Zone(常州総合保税区)で高性能光学レンズ製造施設を建設するために5億米ドルを投資するとの合意に正式調印した。常州市政府当局者、常州国家ハイテク産業開発区(Changzhou National Hi-Tech District)のメンバーのほか、常州市のディン・チュン市長、常州国家ハイテク産業開発区のチョウ・ビン党職場委員会書記、常州国家ハイテク産業開発区のチェン・チョンチュン管理委員会委員長、常州新北区のワン・ユーウェイ副区長、Changzhou Xinbei Industrial Zone(常州新北産業区)のスー・ワウェイ副区長らが調印式に出席した。
1993年創設のAAC Technologiesは2005年、香港証券取引所に上場(株式コード:2018.HK)し、通信および消費家電製品市場向けの統合マイクロコンポーネントで世界をリードするプロバイダーになり、音響、ハプティクス、無線R&F、光学における革新的技術ソリューションを顧客に提供している。業界リーダーである同社は、世界のトップブランド数社と戦略的パートナーシップを締結し、その製品はスマートフォン、タブレット、超薄型ノートブック、ウエアラブル・デバイスなど幅広い消費家電製品に使用されている。同社は20カ所の研究開発センター、800人以上の熟練研究開発エンジニアを擁し、1726件以上の特許を保有している。同社の2016年売上高は約20億米ドルになった。
AACが登記資本金1億6800万米ドルを投じて設立した5億米ドルの高性能光学レンズ製造施設は、高性能光学レンズを含め、新しい電子部品、超精度金型の生産、研究、開発に専念する。同施設は今後5年間で、売上高を100億人民元(約14億5000万米ドル)増加させるとみられている。
消息筋によると、Changzhou Comprehensive Bonded Zoneは当初の輸出加工区が改修されたことを受け、特別関税エリアとしての機能的な優位性に依存しながら保税プロセス、流通、サービスを積極的に開発してきた。この保税区は高度製造および最新サービスのセクターを積極的に育成するとともに、完全な産業チェーンの形成に寄与する生産施設を戦略的に呼び込むことによって多くの施設を融合し、魅力的な政府政策を活用することによって発展経路を多様化した。
常州国家ハイテク産業開発区にとって今年の主要な成功の1つとなる高性能光学レンズ施設に関する合意調印は、この開発区が重要な産業クラスターの構築を助長するプロジェクトを魅了する能力があり、流通面における一等地であることに加え人材と資金へのアクセスを通じて、常州国家ハイテク産業開発区とChangzhou Comprehensive Bonded Zoneの両方の発展可能性をさらに高めることを実証している。この開発区と保税区は、常州をこの地域の経済的原動力の地域へと変貌させることを加速するために協力していく。
Photo- https://photos.prnasia.com/prnh/20170522/1857383-1
ソース:The Public Promotion Department of Changzhou Xinbei District Commission of CCP