【成都(中国)2016年9月7日PR Newswire=共同通信JBN】ジャイアントパンダを観光目的地の顔にし、かわいいふわふわの毛を持つパンダを「身近に」見物できる旅行計画の一部として中国を含むよう世界の観光客を促す一方、世界が地方の特色を持つ中国の多様な観光地により親しみを持ってもらう目的で、「Beautiful China, More than Pandas(パンダにとどまらない美しい中国)」と名付けたグローバルな観光マーケティング・キャンペーンが中国国家観光局の主催で四川省観光開発委員会(Sichuan Provincial Tourism Development Committee)の手によって9月2日、正式にベルリンで開始された。
ドイツの航空会社、観光事業関係者やメディアのメンバー約150人がこのイベントに参加した。李金早国家観光局長とAlliance of Independent Travel Tradersのプレジデントであるヨッヘン・ゼック氏は第1回会合のスタートにあたり、このイベントのマスコットであるパンダの人形に目を書き入れた。
李局長は「『Beautiful China, More than Pandas』グローバル・キャンペーンは中国の典型的な驚異をより多くの世界の旅行者に紹介するだけでなく、中国とドイツ間の観光協力に新しいエネルギーを注入するものだ」と挨拶した。主催者たちがデザインしたパンダのマスコットは中国(China)とパンダ(Panda)を組み合わせて「Panina」と名付けられ、中国人のホスピタリティーを表す中国語の「Pan Ni Lai(あなたにここに来て欲しい)」と似た発音であった。
ジャイアントパンダの古里である四川省の観光促進は、このキャンペーンのハイライトである。四川省観光開発委員会のハオ・カンリー委員長は「四川省はパンダだけではない」ことを強調するとともに自然の魅力、文化、歴史、地元の料理と風習などについて語った。成都市観光局のデュオ・ヤン・ナ・ム局長は、四川省都である成都市とその周辺の観光地についてプレゼンテーションを行った。省の観光業者がこの後を受けていくつかのパンダ観光ルートや同省の地元料理など代表的な料理を紹介した。四川省とドイツの旅行代理店、観光業者は両者間の観光交流を促進するため、相互協力合意書に署名した。
Photo - http://photos.prnasia.com/prnh/20160906/0861609111
ソース:Sichuan Provincial Tourism Development Committee