【成都(中国)2017年12月27日PR Newswire=共同通信JBN】2017年12月4日の時点でChengdu International Railway Port(成都国際鉄道港)と欧州の11の目的地の間で777便の列車運行が完了し、チェコ共和国のプラハとオランダのティルブルフは中でも共通の目的地の2つである。China-Europe Rail Express計画に含まれるすべての中国の都市のうち、成都は始発点および終着点として今や最大の交通量を持ち、同計画で予定されている便数の3分の1近くを占める。 China-Europe Trains(Sichuan-Europe Express)Tourism Promotional Campaign(中欧班列(蓉欧快鉄)観光推進キャンペーン)のMore Than Pandas - Kickoff Ceremony(パンダにとどまらない-発車式)が2017年12月15日午前10時、成都・青白江区のModern Logistics and Trade Zoneで行われた。四川省観光開発委員会(Sichuan Provincial Tourism Development Committee)および成都市港湾物流庁(Chengdu Municipal Port and Logistics Office)の共催によるこの式典は、中国の「一帯一路」構想を支持し、来るべき2018中国・EU観光年との相乗効果を生み出し、同省の観光部門の発展をさらに推進するための新しく前例のない機会への扉を開くことを狙いとする。
発車式で披露されたパンダをテーマとした貨物列車は来訪者の注目を集めた。機関車から個別の客車にいたるまで、列車はパンダを芸術的に表現した装飾が特徴で、その多くはこのアイコニックな動物の特徴として知られる天真爛漫な魅力を強調している。走っていたり、座っていたり、うつ伏せや仰向けに寝ていたりと様々なポーズを取るパンダのデザインを配している。装飾された列車は、四川省の観光当局と成都・欧州高速列車サービスの協力によって達成し得るものの象徴であり、主要な旅行目的地としての四川のユニークな資質を宣伝しさらに強化するとともに、より多くの旅行者を海外市場から引き寄せている。中国国家観光局が主催し四川省観光開発委員会が運営する大型国際観光宣伝キャンペーン「パンダにとどまらない美しい中国(Beautiful China, More than Pandas)」が開始され、おびただしい数のパンダが世界中の通りを闊歩している。パンダをテーマとした列車は四川を素晴らしい訪問地として宣伝する同省の取り組みの最新のものである。現在の停車駅リストに加え、四川省観光開発委員会は、四川の観光名所、ブランド認知度および販売促進キャンペーンを一層推進するため停車駅数を増やすことを目標に、路線上の複数の駅と協議中である。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20171222/2021255-1
ソース:Sichuan Provincial Tourism Development Committee