【シンガポール2016年7月22日PRNewswire=共同通信JBN】マンダリン・オーチャード・シンガポール(Mandarin Orchard Singapore)の名祖の四川レストラン、陳建太郎の四川飯店が2016年ミシュランガイド・シンガポール版で2つ星を獲得した。ミシュランによるシンガポール初のホテル・レストランガイドである。この栄誉によって、陳建太郎の四川飯店はミシュランが格付けしたシンガポール最高の中国レストランになった。
総料理長の陳建太郎氏は「料理の世界最高権威による独占的格付けに加えられたことは、途方もない喜びである。われわれは2014年にレストランを開店した際、シンガポールの素晴らしく多様な料理シーンで傑出するためには一層努力するしかないことが分かっていた。今回、だれもが憧れるこのミシュランのランクを得たことは、さらに境界を押し広げ続けるようわれわれを促す栄誉である」と話した。
建太郎シェフは「四川飯店とマンダリン・オーチャード・シンガポールのチーム、さらに重要なことだが、支援を惜しまなかった当店のゲストとこの偉業を分かち合いたい」と続けた。
陳建太郎の四川飯店は、「日本の四川料理の父」と目される陳建民氏が1958年に日本初の四川レストランを開店して以来の誇るべき料理遺産の産物である。
家族の伝統を引き継いだ長男の陳建一氏は「四川の賢者」の愛称で呼ばれ、日本で最も有名な「鉄人シェフ」のひとりとたたえられた。家業を拡大して日本各地に支店を展開し、四川飯店のメニューに個人タッチを染み込ませたのは陳建一氏である。
陳建太郎の四川飯店はブランド初の海外進出で、第3世代の陳建太郎氏が指揮を執った。日本で料理界のスターとして頭角を現した建太郎シェフは細心の注意を払い、新鮮な季節素材を四川飯店特有の味に組み込む創造的メニューを通じて四川料理を表現した。
メニューの中で一番人気がある料理は、3年発酵させた豆板醤を使う陳一族のオリジナルレシピ「四川飯店伝統のマーボードーフ」である。最終的にとびきり柔らかくて滑らかな豆腐料理になり、香り豊かな北海道米の一膳と合わせれば、とてもおいしく味わえる。それ以外のお薦め料理は「坦々麺」「白身魚の唐辛子オイルかけ」「鶏肉のサクサク香り炒め~朝天辣椒~」である。
陳建太郎の四川飯店ではマイルド嗜好に合わせ、四川料理の辛さレベルを要望に応じて調整することも可能である。メニューにはおいしい正統派の広東料理コレクションもある。
陳建太郎の四川飯店に関する詳しい情報はウェブサイトwww.shisenhanten.com.sg を参照。
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ソース:Mandarin Orchard Singapore