【ニューヨーク2013年1月30日PRN=共同JBN】中国のナショナルフラッグ・キャリアー、中国国際航空(エアチャイナ)は3月31日から、ニューヨークから中国およびアジアに向かう旅行客への特別のもてなしとして機体を最新鋭のボーイング777-300ERにアップグレードし、同時にニューヨーク-北京ノンストップ便を週7便から11便に増便する。
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中国国際航空ニューヨークのゼネラルマネジャー、ユエロン・ジョウ氏は「ニューヨーク-北京間で利用しやすいノンストップ便を増やしてほしいという乗客の声が一貫して増えているため、それに応えて増便することになった」と述べた。
ニューヨークと北京の間でノンストップ便を運航している航空会社は中国国際航空だけである。今回増便されるアウトバウンド便のCA 990はジョン・F・ケネディ国際空港を毎週月、水、金、日曜に午前2時50分に出発し、北京首都国際空港に現地時間翌日午後2時20分に到着する。インバウンド便のCA 989は北京を午前9時に出発し、ニューヨークには現地時間で同日午前10時20分に到着する。
B777-300ERは世界最大の長距離、双発ジェット旅客機で、クリーンで環境により優しい航空機である。また、双発エンジンによって効率性、信頼性を向上させ、燃費性能の向上を実現している。
中国国際航空のファーストクラス「紫禁パビリオン」は豪華な8スイート、ビジネスクラス「キャピタル・パビリオン」は41席のフルフラットベッド、259席のエコノミークラスには個人用ディスプレー、各シートに装備されたオンデマンドのオーディオ・ビデオ(AVOD)が用意されている。
中国国際航空B777-300ERの機体内部は最大限の快適さを求めて設計されており、紫禁、キャピタルの両パビリオンはフライトのいろいろな状態に合わせて10種に変化するムード・ライトを採用している。
▽中国国際航空について
国際航空輸送協会(IATA)によれば、中国国際航空は時価総額で世界最大の航空会社である。中国国際航空は深セン航空、澳門航空、大連航空、首都航空、山東航空の支配株式を持ち、さらにキャセイ・パシフィック航空の29.9%を持ち、スワイヤー・グループに次ぐ同社大株主である。中国国際航空はエアバス、ボーイング合計432機からなる航空機フリートを運航している。着実な実績を上げている同社のネットワーク289路線は、アジア、中東、欧州、北米、南米に伸びており、主要ハブ空港の北京首都国際空港から中国国内さらにそれ以遠の都市へ他に比べるものがない接続を提供している。中国国際航空はスターアライアンスのメンバーで、193カ国、1356地点へつながっている。
ソース:Air China