【新竹（台湾）2014年10月13日PRN】
＊MT8135とMT6628のシステムオンチップ（SoC）によって、150ドル以下のパワフルな6インチおよび7インチのタブレットが実現、Fire HD Kids Editionも駆動する
メディアテック（MediaTek）は10日、Amazonと協力して同社のFireタブレットであるFire HD 6、Fire HD 7、Fire HD Kids Editionの最新製品ラインにメディアテックのチップセットを搭載したと発表、今後も世界の主流をなす機器にパワフルなチップセットを展開させていく。この最新タブレットはメディアテックのMT8135システムオンチップ（SoC）とMT6628コネクティビティー・ソリューションを搭載し、手ごろな価格で高性能な機器を求める顧客向けに設計されている。メディアテックはこの新しく登場した市場を「スーパーミッド市場」と名付けている。
ARMのbig.LITTLE（TM）マルチプロセッサー技術に基づくメディアテックMT8135によって、最新のFire HDタブレットにはスーパークアド技術が導入され、2個の高性能ARM Cortex-A15と2個のエネルギー効率に優れたCortex-A7プロセッサーが搭載されている。MT8135はいかなる組み合わせでも使用可能で、最もプロセッサー負荷が高いアプリケーションでも高性能とバッテリー寿命との最高のバランスを保つ。MT8135は、コンソールのようなゲーム体験のためにImagination Technologies PowerVR Series 6グラフィックスを搭載するとともに、豊富なカメラ機能とフルHD 1080pディスプレーを採用する。
メディアテックのホームエンターテインメント部門ゼネラルマネジャー、ジョー・チェン氏は「メディアテックはモバイル技術とマルチメディア能力の強みを活用して、極めて優れたユーザー体験をもたらす高度なチップセット・ソリューションをAmazonに提供することができた。両社のエンジニアが協力して素晴らしいAmazonの機器に当社のチップセットを組み込んだ。この機器が今、発売されることを誇りに思う」と語った。
最新のFire HDタブレットには、メディアテックのMT6628コネクティビティー・チップセットも組み込まれている。これには単体の集積回路の中に低電力消費のモバイルWiFiとBluetoothが組み込まれている。MT6628はインターネット閲覧、ストリーミング・コンテンツの際に信頼性のある高性能WiFi接続を提供する。MT6628はバッテリー寿命を長持ちさせるとともに、ヘッドフォン、キーボード、その他の周辺機器を接続する最新のBluetooth規格であるBluetooth low energy（BTLE）も提供する。
最新のFire HDタブレットは世界中で購入できる。6インチサイズが99ドル、7インチサイズが139ドルである。Fire HD Kids Editionは6インチが149ドル、7インチが189ドル。
▽メディアテック（MediaTek）について
メディアテックはファブレス半導体メーカーのパイオニア企業であり、無線通信・接続、高解像度テレビ（HDTV）、DVD、Blu-ray（ブルーレイ）の各製品向け最先端システムオンチップ（SoC）のマーケットリーダーである。メディアテックはLTE規格の世界初のオクタコア・スマートフォン・プラットフォームを開発し、そのCorePilot（TM）技術はマルチコア・モバイル・プロセッサーの能力を完全に引き出した。メディアテックはMediaTek Labs（TM）を通じて、メディアテック提供の製品に基づいたデバイスの創作、アプリケーション開発、サービスをサポートする世界規模のエコシステムを創り出している。選ばれた人のためでなく大衆のための技術を可能にすることを重視することによって、すべての人が「Everyday Genius」となることが可能になる。メディアテック（TSE：2454）は本社を台湾に置き、世界中にオフィスを構えている。詳細はウェブサイトhttp://www.mediatek.com を参照。
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ソース：MediaTek Inc.
