【プリマス(米ミシガン州)2019年2月18日PR Newswire=共同通信JBN】RivianがAmazon主導での7億ドルの株式投資ラウンドを発表した。昨年11月のロサンゼルス・オートショー(LA Auto Show)でRivianが電気自動車のR1TピックアップトラックとR1S SUVを明らかにしたのを受けての投資となる。
Rivianは全く白紙の状態から、設計とエンジニアリングのすべての決断の根幹で投機家たちとともに車を開発してきた。同社の新製品R1TとR1Sは走行距離が最大400マイル以上で、パフォーマンスとオフロード性能、実用性の比類のないコンビネーションを提供する。2車種は同社のフレキシブルなスケートボードプラットフォームを用い、イリノイ州ノーマルにある製造プラントで生産され、2020年末に消費者に引き渡される予定だ。
Rivianの創業者で最高経営責任者(CEO)のRJ・スカリンジ氏は「この投資は、Rivianと持続可能なモビリティーへの転換へ向けての重要な一里塚である」と述べ、「パフォーマンス、性能、効率性にまつわる妥協点を単に取り除くのではなく、われわれは顧客体験全般にわたるイノベーションを推し進める努力をしている。このビジョンを実現するには適切なパートナーが必要であり、可能性への期待をリセットする製品、技術、経験を創造するためにAmazonがわれわれの旅に同伴することにワクワクしている」と語った。
Amazonのワールドワイド・コンシューマー部門CEOのジェフ・ウィルク氏は「われわれは電気輸送の将来に関するRivianのビジョンに触発されている。RJは製品ポートフォリオとテクノロジーを適合させ、素晴らしい組織をつくりあげた。そのような革新的企業に投資することに興奮している」と話した。
Rivianは独立企業として残る。Amazonは投資ラウンドを主導し、それには既存の株主からの参加が含まれる。この投資についての詳細は現段階では明らかにされていない。
▽Rivianについて
Rivianは、人々が外に出て世界を探究するようにさせる車、テクノロジー、サービスを開発している。Rivianは750人以上のチームで、イリノイ州ノーマルにある260万平方フィートの製造工場とともに、ミシガン州プリマス、カリフォルニア州サンノゼ、カリフォルニア州アーバイン、英国のサリーに開発センターも持っている。Rivianは2020年末に米国でR1TとR1Sを売り出し、2021年には世界の地域でも発売する。RivianはR1TとR1Sの事前注文を受け付けている。より詳しくはwww.rivian.comを参照。