ミュンヘン, 2024年4月9日 /PRNewswire/ -- 半導体製造用熱管理ソリューションの業界リーダーERS electronicは、研究開発(R&D)と生産力の拡大に向けて、Geringer Halbleitertechnik GmbH & Co. KGと契約を結びました。
Geringerは1991年創業で、半導体業界向けのオーダーメイド製造装置の一流開発・製造業者としての地位を確立しました。ERSはGeringerの経験豊富なチーム全体をレーゲンスブルクに近いバルビングの施設に統合しました。近代的で設備の整った生産区域は、ERS Barbingの名称で、ERSのAdvanced Packaging Equipment Solutions (APEqS) 事業部門の専用ハブ兼開発センターとして機能します。チームの経験と機械工学のノウハウは、新しく発表されたWave3000やLuminex製品ラインを含む業界で有名な先端パッケージング機器の開発でERSをサポートします。
この戦略的合意は、両社間のこれまでの成功した共同事業の強力な基盤の上に構築されています。
ERS electronicのDebbie-Claire Sanchez副社長兼APEqS事業部門長は「Geringerとのこれまでのプロジェクトは、高品質の革新的なソリューションを実現する当社の価値観と献身の強力な一体性を示しました。チームの専門技術はバルビングの新しい開発センターとともに、間違いなく革新戦略と生産活動を推進し、当社が業界の技術進歩の最前線にあり続けることを可能にします」と述べています。
ERS electronicのLaurent Giai-Miniet最高経営責任者(CEO)は「ERS にGeringerのチームを迎え、APEqS事業部門を拡大することに興奮しています。この動きにより、市場での当社の地位をさらに強化し、顧客ニーズへの対応を大きく加速することができます」と述べています。
GeringerのMichael Geringer CEO兼創業者は「私はGeringerのこの行程の一部であることが誇りであり、ERSが当社を定義づけた価値観と基準を支持し続けると確信しています。私は引退するに際し、ERSの繁栄を祈り、同社が達成する素晴らしい業績を楽しみにしています」と付け加えています。
▽ERSについて
ERS electric GmbHはミュンヘン郊外のゲルメリングを本拠とし、50年以上にわたって半導体業界に革新的な熱管理ソリューションを提供してきました。同社は特にウエハプロービング用の高速かつ正確な空冷ベースのサーマルチャックシステムで、優れた評価を得ています。ERSは2008年、その専門技術を先端パッケージング市場に拡大しました。同社の完全自動と手動の剥離と反り調整システムは今日、世界中のほとんどの半導体メーカーとOSAT(半導体後工程事業者)の生産現場で使われています。
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