Trina Storage ElementaがIntersolar Europe 2023で輝き、欧州市場全体で1GWh以上のグリッドスケールBESSプロジェクトを受注

• Elementaは、英国とドイツの市場における数百メガワット時のバッテリーストレージプロジェクトに選ばれたTrina Storageの垂直統合型製品
• Trina Storageは、Intersolar Europe 2023で、Trinaのグリッドスケールバッテリーの制御、効率、持続可能性を最大化するために設計された自社製エネルギー管理システムであるE2MSを発表

【ミュンヘン2023年8月1日PR Newswire＝共同通信JBN】世界的なエネルギー貯蔵ソリューション・プロバイダーであるTrina Storage（トリナ・ストレージ）は1日、Intersolar Europe 2023で発表された同社の主力製品Elementa（ユーティリティースケールのバッテリー・ストレージ・システム）を活用し、英国およびドイツ市場で数百メガワット時のBESSプロジェクトを獲得し、Elementaギガワット時代の幕開けを飾ったと発表しました。

新しい社内EMSプラットフォームでさらに最適化されたElementaバッテリーソリューション

Intersolar Europe 2023の会期中、Trina Storageは本格的なElementa製品を初めて展示しました。同社はセル製造に関わるすべての研究開発活動と強力な統合能力を中国の常州に所有しています。Trinaの自社製LFPセル、マルチレベルのバッテリー管理システム、包括的な火災軽減および消火システムと完全に統合されたElementaは、安全性が高まり、コストが最適化され、収益を生み出す最先端のグリッド資産を提供します。

「Elementaの製品を実際に見るのは初めてです。最初に見たときから、私たちが求めているすべての重要な要素、例えばO&Mの要件や、問題への対処や製品のメンテナンスのしやすさなどが十分に考慮されているように見えました」。と、SMS plcのグリッドスケール・バッテリーストレージ担当Liam Breathnachテクノロジーディレクターは語りました。

Trina Storageは、バッテリー資産の制御と性能を最大化するため、専門家によるエネルギー管理システムE2MSも発表しました。E2MSは、Trinaのグリッドスケールバッテリー蓄電システム（BESS）とシームレスに統合する包括的なソフトウエアとハードウエアのソリューションです。これは、パワープラントコントローラー（PLC）、SCADAサーバー、グリッドメーターで構成されるレイヤードシステムアーキテクチャーに基づいています。E2MSには、高度な進化的アルゴリズム、インテリジェントな制御戦略、専用ハードウエアインターフェースが組み込まれており、バッテリー資産からリアルタイムおよび履歴データを正確に収集、分析、解釈し、顧客にBESSの最大化された制御、効率、持続可能性を提供します。長期的に、より安全な運用、システムパフォーマンスの向上、プロジェクト収益の最適化が可能になります。

Trina Storage Elementaが先頭に立ち、1GWhを超えるプロジェクトを建設中

Trina Storageは、主力製品Elementaを利用した数百メガワット時のBESSプロジェクトを獲得し、欧州全域で低炭素フットプリントを戦略的に拡大しています。このほど、Trina Storageは、2005年に設立された独立系インフラストラクチャーファンドマネジャーであるDIF Capital Partnersと、さらに2つのバッテリーストレージプロジェクトの契約締結を発表し、英国におけるTrinaのソーラー+ストレージプロジェクトにさらに180MWhを追加しました。英東部に位置する50MW/100MWhのWarleyプロジェクトと40MW/80MWhのSundonプロジェクトの両プロジェクトは、太陽光発電と併設された2時間貯蔵プロジェクトです。

Trina Storage・Elementa・BESSソリューションは両プロジェクトに導入され、エネルギー需要の変動時に太陽光発電システムからのピーク発電をシフトし、サイトに回復力と柔軟性を付加します。WarleyとSundonのプロジェクトは、2024年末までに試運転が開始される予定です。

これらの取引について、海外ストレージ事業責任者であるTerry Chen氏は次のように述べています。

「当社の最先端ストレージソリューションは、最も要求の厳しいグリッドサービスKPIに合わせて構築されており、長期間使用することができます。当社は、製造、統合、テストの能力をさらに強化しています。現在、再生可能エネルギー部門の継続的な拡大をサポートし、世界的なエネルギー移行に大きく貢献する上で非常に有利な立場にあります。」

Trina Storageについて

トリナ・ソーラー（Trina Solar）の事業部門であるTrina Storageは、エネルギー供給方法の変革に注力するグローバルなエネルギー貯蔵システムプロバイダーです。同社の使命は、コスト効率の高いストレージを通じて再生可能エネルギーへの移行を主導し、太陽光発電を大規模に拡大することで、すべての人に太陽光発電を提供することです。25年にわたる太陽光発電の経験に基づいて、コスト効率が高く柔軟なソリューションを世界中の公益事業や開発企業に提供しています。

詳細については、Trina Storage ウェブサイト、Facebook、LinkedInをご覧ください。

トリナ・ソーラー（Trina Solar）について

トリナ・ソーラーは25年以上にわたり、トップクラスの太陽電池モジュールサプライヤーから、太陽光発電製品、システムソリューション、スマートエネルギーを提供する世界有数の太陽光発電とスマートエネルギーのトータルソリューションプロバイダーへと進化してきました。同社は、太陽光発電製品、EPC、O&M、スマートマイクログリッド、マルチエネルギー補完システム、エネルギークラウドプラットフォーム運営の製造、販売、研究開発を行っています。トリナ・ソーラーは、チューリヒ、サンノゼ、マイアミ、東京、シンガポール、ドバイの地域本社を含め、100以上の国と地域で事業を展開しています。同社は8つの製造拠点と40以上の支店を運営しており、世界中に1万2000人以上の従業員を擁しています。