【ミュンヘン2023年11月17日PR Newswire=共同通信JBN】エネルギー貯蔵製品とソリューションの世界的リーダーである Trina Storageは、中国湖北省天門の漁業–太陽光–貯蔵ハイブリッドプロジェクト向けに、50MWhの完全統合型エネルギー貯蔵システムを納入したことを発表しました。現在、送電網への接続に成功しているこのプロジェクトは、400MWの太陽光発電設備容量を有し、さらにこのエネルギー貯蔵システムによって支えられています。
50MWh energy storage system for an integrated Fishery-Solar-Storage project in Hubei Province, China
このプロジェクトには、2.5MW/5MWhのTrina Storageバッテリーキャビネット10台で構成されるDC1500Vのエネルギー貯蔵システムが装備されています。貯蔵ユニットは、ラックレベルでの均一な放熱のための精密な熱管理技術を利用した堅牢なメンテナンスシステムを備えており、バッテリーの寿命を延ばすことにつながっています。
持続可能性の推進 - 漁業、太陽光、貯蔵のハイブリッドプロジェクト
養魚池の上に設置されたこのプロジェクトは、水上発電を可能にし、同時に水中での魚の飼育にも利用できます。持続可能な農業と最先端の科学技術をシームレスに融合しています。このような統合された試みは、土地の保全、エネルギー効率、排出量削減、企業の生産性向上、農家の収入増加など、さまざまな利益をもたらし、経済と環境の両方に積極的に貢献しています。漁業–太陽光–貯蔵モデルとして機能するこの取り組みは、太陽光発電とエネルギー貯蔵の調和した統合を実現し、エネルギーシフト、一次周波数調整、およびさまざまな関連アプリケーションを可能にします。
Trina Storageは、柔軟性があり、高性能で、本質的に安全な製品を顧客に提供することに専念し、技術的進歩の開拓にコミットしています。10月に開催されたAll-Energy Australiaで、トリナ・ソーラー(Trina Solar)は最新世代のユーティリティースケールのバッテリー製品である4MWhエネルギー貯蔵システム、Trina Storage Elementa 2を発表し、太陽光発電とエネルギー貯蔵の統合ソリューションの強固な基盤を築きました。Elementa 2は、特にユーティリティースケールのエネルギー貯蔵の顧客と市場のニーズを満たすように設計されています。エネルギー密度が高く、20フィートコンテナに収まるため、輸送・物流が合理化され、コスト削減と経済的な効率化が図れます。Trina Storageは、Trina-Cell、バッテリーラック、バッテリーキャビネットを含む垂直統合生産能力により、製品の最高の信頼性と安全性を保証します。
Trina Storageは、オープンで協力的、かつ戦略的なアプローチにコミットし、現代の電力システムの進化を推進することに専念しています。この革新的なプロジェクトの成功により、Trina Storageは太陽光発電とエネルギー貯蔵の分野における専門知識とリーダーシップを再び実証しました。このプロジェクトは、再生可能エネルギー技術を発展させ、持続可能な開発を支援するという同社の献身を強調するものです。