- マイクロホブ盤テクノロジーで世界をリードするアフォルター テクノロジー社(Affolter Technologies SA)は、これまでにないフレキシブルなマシンを発売します。マイクロメカニクス業界に適合させたGEAR AF110 です。
- 最高の精度と信頼性でサイクルタイム短縮に対応:スイス企業の技術者が最適な効率を追究してAF110を設計しました。
- アフォルター社では、10月30日~11月4日に東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)にAF110を展示します。
スイス・マレル発(2014年3月25日)-時計製造・マイクロメカニクス業界向けホブ盤で技術と世界市場をリードするアフォルター テクノロジー社(www.affoltergroup.ch)が最新の技術革新を披露します。「GEAR AF110 が高精度、高剛性、高い柔軟性の新たな基準となります。この装置は、自動車、航空機、歯科・医療機器、時計製造などあらゆるマイクロモーター産業のニーズに合わせて開発されました」と、このスイスの同族会社の代表取締役社長、マーク・アラン・アフォルター氏は述べています。AF110は、最大加工径40mm、最大加工モジュール1.0mmのより大きな部品加工が可能で、現在のGEARシリーズを補完する機種となっています。
2010年、スイスのアフォルター社の研究開発チームはAF110の設計に取りかかりました。その成果が、アフォルター社史上最も高い剛性と柔軟性を誇るホブ盤となりました。「ワークヘッドのクランプ力がAF100の2倍、1000Nとなりました。スピンドルのトルクと剛性を高め、Y軸の剛性をさらに向上させることにより、可動式ワークヘッドが1つだけで、全体の剛性を最適化し、振動を最低限に抑えることに成功しました」と同氏は説明しています。AF110は非常にコンパクトな設計で、マシンベースと機械の大きさはAF100と同じになっています。この革新的ホブ盤の導入で、1919年創業の同社の世界のテクノロジー・リーダーとしての地位が強固なものになるでしょう。
高い柔軟性:ウォーム・ミーリング
アフォルター社では現在、追加オプションの「ユニット90」を開発中です。簡単な段取り変えをすることで、AF110上でウォーム・ミーリング加工が可能になります。同氏によると、「このオプションを2014年の第二期に導入する予定です。AF110は市場で最も柔軟性の高い歯切りおよびウォーム・ミーリング機となることでしょう」。
アフォルター社の技術者は、サイクルタイムを短縮して機械の生産性をできるだけ高めることを目指してきました。アフォルター社では、10月30日~11月4日に東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF2014)にAF110を展示します。同社の日本総代理店はYKT株式会社(東京、http://www.ykt.co.jp/)です。
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