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JAソーラーが2種の高性能太陽電池の発売発表

JA Solar Holdings Co., Ltd.
2014-02-26 17:19 1071

【上海2014年2月26日PRN】高性能太陽電池とモジュールの世界大手メーカーであるJAソーラー(JA Solar)は2月以降の世界展示会で太陽電池PERCIUMモジュールとRIECIUMモジュールの発売を次々に発表する。同製品は既に2月18日にイスラエルで開かれたCleanTech Summit & Exhibitionで発売発表に成功しており、同月26日日本で開催されたPV Expoに続き、3月英国でのEcobuild、5月中国でのSNECなどいくつかの展示会でも出品される。

6x10(60枚セル)PERCIUMモジュールは定格出力285Wが期待され、20Wまでの平均的な単結晶シリコン(mono-Si)太陽電池のそれを超える。PERCIUMモジュールの基本要素であるPERCIUM太陽電池は、不動態処理された裏面とローカルBSF(Back Surface Field、裏面電界)などのテクノロジーを適用して、平均より1.3%高い20.3%の変換効率を超えた。モジュールは平均より単位面積当たり8%以上大きな出力を生み出す。そのほか輸送、設置、基本オペレーティングシステム(BOS)に起因するコストは劇的に削減され、優れた微光性能があるため微光環境でも1%以上の電力を生み出す。

6x10 RIECIUMモジュールは定格出力270Wが期待され、15Wまでの平均的な多結晶シリコン太陽電池、5Wまでの平均的な単結晶シリコン太陽電池のそれに勝る。RIECIUMモジュールの基本要素であるRIECIUM太陽電池は、ブラックシリコン技術を適用することによって、集束全体がより魅力的になるよう均質な外形にすることができる。モジュールは平均より0.8%高い18.3%の変換効率を超え、輸送、場所、設置、BOSによるコストは劇的に削減される。そのほかRIECIUMモジュールは二重の国際電気技術委員会(IEC)テストを合格して、優れた電位誘発劣化(PID)抵抗能力を実証した。

JAソーラーは最優秀サプライヤーからの高品質部品だけを使用している。その製品はすべて、社内で自動化された装置で製造されており、その処理工程はPI-BerlinおよびSolar-IFで検査を受け、認証されている。同社製品はPIDテストのほかに、試験認証機関TUV(テュフ)、SUD(ズード)、ETLからLong-term Reliability Tests(長期信頼性試験)、Harsh Climate Environment Endurance Tests(過酷環境耐性試験)、その他試験を合格している。

PERCIUMモジュールは住宅と商業用ルーフトップ(中小サイズ)に適している。RIECIUMモジュールは地上や製造業向けルーフトップに適しているだけでなく、住宅および商業用のルーフトップにも向いている。JAソーラーはこれら2種のモジュールの量産を開始し、2014年5月に商用利用目的のモジュール組み立てラインに統合する計画である。

詳しい情報はwww.jasolar.comを参照。

ソース:JA Solar Holdings Co., Ltd.

ソース: JA Solar Holdings Co., Ltd.
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