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JAソーラーがフィリピン最大の太陽光プロジェクトにモジュール供給

JA Solar Holdings Co., Ltd.
2015-11-11 12:59 1883

【カディス市(フィリピン)2015年11月11日PR Newswire=共同通信JBN】高性能太陽光発電製品の世界的メーカーであるJAソーラー・ホールディングス(JA Solar Holdings Co., Ltd.、Nasdaq:JASO)(以下JAソーラーもしくはJA)は10日、フィリピンにこれまで建設された最大の太陽光発電(PV)プロジェクトで使われる92.5 MWの高性能太陽光発電モジュールの搬送を10月中旬に完了したと発表した。

西ネグロス州カディス市に所在する同施設は総出力132.5MWで設計され、その内92.5MWは当初30MWの施設内設置を含めて、JAソーラーのJAP6-72 310Wモジュールが装備される。西ネグロス州は赤道近くにあり、施設は海岸線から約3キロ地点にある。施設の最大風速は秒速56メートル(125mph)と記録されている。強風は湿気の多い潮風の気象条件と合わせて、電圧誘起出力低下(PID)、塩水噴霧腐食性、風圧に耐えうる優れた性能のソーラーモジュールが必要になる。

PIDに100%耐えるセルの量産を世界で初めて開始したメーカーとして、JAソーラーは業界をリードするPID耐性のあるモジュールを製造する。JAソーラーは2014年8月初め、その高効率多結晶RIECIUMモジュールが、第三者認証機関テュフズードが実施した500時間のPIDテストに合格した。同テストは摂氏85度、85%相対湿度、1000ボルトのシステム・バイアス電圧という極めて厳しい条件下で実施された。

JAソーラーの塩水噴霧に耐えるPVモジュールは今年3月、TUV NORDが実施したダブルスタンダードのIEC 61701塩水噴霧腐食試験(重大度レベル6)に合格した。112日のテスト後、JAモジュールは電力損失2%以下であることを実証した。JAソーラーのJAP6 モジュールは、長期的かつ出力効率が保証される高風圧加重(2400Pa)、積雪加重(5400Pa)以下を実現することができる。

JAソーラーのジアン・シエ社長は「カディス市の太陽光発電プロジェクトへのモジュール搬送は、JAソーラーがフィリピンに初の進出となり、新興市場でのプレゼンスを構築するという当社決意と確信の表れである。JAモジュールの優れたPID耐性、性能、信頼性は、フィリピンのような暑く湿度の高い気象条件での効率的で信頼できる出力を保証する」とコメントした。

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ソース: JA Solar Holdings Co., Ltd.
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