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ペットの飼い主と「ペットの親」を満足させる使命を帯びるタイのペットフード生産者

DITP
2022-09-20 13:32 825

【バンコク2022年9月20日PR Newswire=共同通信JBN】ペット所有者が「ペットの親」になり、犬や猫を家族の一員として扱うのが今や世界的傾向として高まりつつある。ペットを屋外で飼い、残飯を与えるというのは過ぎ去った日々になっている。この変化はペットフード業界に大きな影響を与えており、業界団体によると、世界のペットフードの台所としてのタイは「ペットの子育て」のニーズを満たす力になっている。

タイのペットフードには無数の選択肢があり、食欲をそそり栄養価の高い中身で満たされている
タイのペットフードには無数の選択肢があり、食欲をそそり栄養価の高い中身で満たされている

消費者が何を食べるかを意識するようになるにつれ、同じ意識が自分たちのペットにも当てはまる。基本的な食べ物の代わりに、彼らは今、より栄養価が高くペットの安全基準に準拠するものを求めている。「ペットの人間化」が新たなトレンドとなる中、植物由来、有機栽培、さらにはビーガン(完全菜食主義)のペットフード製品が市場に出回っていることは驚くことではない。

Thai Pet Food Trade Association(TPFA)によれば、タイは2021 年に前年比27%増の650億バーツ以上の輸出額で、世界第3位のペットフード輸出国になった。タイのペットフードの輸出市場トップ5は米国、日本、イタリア、マレーシア、オーストラリア。一方、インド、インドネシア、ラオスなどのアジアの近隣諸国でも需要の高まりが見られる。タイのペットフード輸出の着実な成長は加速し、2022 年1-7月で43%増加している。

TPFAによると、タイの豊富な農産物は、ペットフードに使用される原材料の95%が地元で調達されることを意味し、タイの生産ハブとしての地位を支えている。

TPFAのプレジデントであるChanintr Chalisarapong 博士は「われわれの強みは、ウエットタイプのペットフード製造に広げることのできるツナ缶詰製造の長年にわたる経験と評判にも由来している」と述べた。

タイのペットフード・ブランドのメーカーには、パーフェクトコンパニオングループのスマートハートおよびMe-Oブランド、Asian SeaのMonchouブランド、Charoen Pokphand FoodsのJerHighとJinnyブランド、Thai UnionのChangeTer'sブランドなどがある。タイの競争力はまた、同国に生産拠点を置こうとするマースペットケア、ネスレピュリナ、ペディグリー、Tikiのような国際的なペットフード・ブランドの多くを惹きつけてきた。

ペット所有者からの要望に応えるため、メーカーは、安全性、多様性、栄養価の点で、人間が食べられる食品に似た優れたペットフードを生産することに力を入れている。TPFAによると、心臓、肺、腎臓病のようなペットの健康問題の医療対策のための処方食やサプリメントといった革新的製品への需要も高まっている。

Chalisarapong氏は「品質と安全基準に対する顧客のメーカーへの信頼は、製品の多様化、革新、継続的な開発と相まって、世界のペットフード市場におけるタイの競争力の強みに貢献している」と語った。

Mordor Intelligenceによると、世界のペットフード市場は、2022年から2027年に4.6%のCAGR(年平均成長率)を記録すると予測されている。ペットを飼う世帯数は世界的に増加し続けており、ペットフードメーカーはペットの親が可愛がっているペットに最善の世話を尽くすのを引き続き確実に支援する。

ソース: DITP
キーワード: 小売