*JIOS Aerogelはシンガポールの試験所でのイノベーションプログラムにより、EV(電気自動車)バッテリーメーカー向けのより効率的で最先端の高性能ソリューション開発が可能
【シンガポール2022年7月21日PR Newswire=共同通信JBN】世界の主要なエネルギー貯蔵媒体であるリチウムイオン電池システムの重要部品のイノベーターであるJIOS Aerogelは19日、シンガポールのパートナーVDE RenewablesのState-of-the-Art Battery Testing Laboratory(最先端バッテリー試験所)とのイノベーションプログラムの拡大を発表した。JIOSは、VDEなど世界クラスのサードパーティーラボを活用して、顧客に信頼を提供し、その広範な内部機能を補完することが重要だと確信している。
JIOS Aerogelは、イノベーションを同社の信念(エートス)の中核に据えて、電気自動車からエネルギー貯蔵システムにわたる顧客のニーズに合わせて、複数のタイプのリチウムイオン電池セルを使用して、週ベースで新しいソリューションを絶えずテストしている。これは、シンガポールのまったく新しい試験所が始動し始める場所である。
▽シンガポールをイノベーションハブとして活用
イノベーションの世界的リーダーであり、最先端技術の新たなハブ(拠点)であるシンガポールは、JIOS Aerogelのバッテリー試験所にとって当然の選択だった。2021年のKPMGリポート(https://home.kpmg/sg/en/home/insights/2021/07/singapore-takes-top-spot-in-ranking-for-leading-technology-innovation-hubs-kpmg-survey.html )が指摘するように、シンガポールは、2年連続でニューヨーク市、北京、ロンドンなどの都市を抑えて、技術革新のハブとしてナンバーワンの地位にある。
JIOS Aerogelは、この都市国家の堅牢なデジタル・インフラストラクチャーと繁栄するイノベーションエコシステムを活用して、電気自動車とエネルギー貯蔵システム分野向けの最先端のソリューションをテストし、開発することができる。
マーケティング・プログラム担当ディレクターのStephen Hodson博士は「シンガポールの当社の革新的なテストラボで進行中の開発に興奮している。VDEテストラボでは、電池セルの間に配置された断熱材のテストから、複数のセル構造のテストまで、さまざまなことができる。例えば、ある時は2つのセルをテストし、また場合によっては8つのセルのセット全体を一緒にテストする。これにより、イノベーションへの取り組みがさらに前進する」と語った。
VDEラボではまた、JIOS Aerogelがさまざまな条件下でバッテリーの温度と電圧をテストし、1.0mmから4.0mmの厚さまで変化する可能性のある超薄型ソリューションを比較することもできる。これにより、JIOS Aerogelは、可能な限り最も薄く、より高性能なソリューションを求めるバッテリーメーカーの要求に応えることが可能となる。
▽JIOS Aerogelについて
JIOS Aerogelは、世界をリードするシリカエアロゲルパウダーのメーカーである。同社は特許で保護された製造工程により、エアロゲルの製造コストを劇的に削減し、この高度で多機能な素材を無数の産業と用途で利用できるようにした。
JIOSはすでにArmacell と合弁会社を設立し、産業と石油・ガス分野で断熱材を提供するために使用されるArmagelエアロゲルブランケットを製造している。
同社はまた、石こうボードを過給するエアロゲルパウダーを提供し、船舶用断熱コーティングのA60等級を達成し、電気自動車用バッテリーセルの耐熱性能・防火性能を向上させ、さらに合成羽毛の断熱性を天然羽毛同様にしている。
詳細は、JIOS Aerogelウェブサイト、www.jiosaerogel.com を参照。